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2019.04.15
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データドリブン(data driven)とは、収集したデータを総合的に分析し、データに基づいて企画立案や意思決定などをする方法論のこと。具体的には、収益データ(売上・粗利など)やマーケティングデータ(集客施策の結果など)、アクセス解析データ(Webサイトのアクセス状況)を分析して、商品企画やマーケティングプランを考案するなど課題解決(アクション)に繋げることを指します。
より砕けた表現をするならば「勘や経験など個人の思い込みによる意思決定ではなく、客観的なデータに基づいて意思決定し、課題解決に繋げる手法」といえます。
データドリブンを行う際には、「データ収集・データ可視化・データ分析・アクションプランの立案検討・アクション」という基本ステップに沿って進めていくことが大切です。
近年、デジタル技術の発展により市場は劇的に変化しています。それに伴い、多くの企業がデジタルマーケティングを実施するようになり、市場におけるユーザーの取り合いが激化しました。ユーザーの行動は複雑化し、従来のペルソナ設定では思うような集客効果を発揮できないケースも増えています。
このような環境下において、企業には正確かつ素早いユーザー(顧客)理解が求められるようになりました。これらの課題解決のためにデータドリブンは非常に効果的です。
なお、データドリブンはマーケティング領域のみならず経営戦略領域でも広く活用されています。
データドリブンを支援するツールとしては、Web解析ツール、DMP、MA(マーケティングオートメーション)、SFA、CRMなどが挙げられます。