MMD研究所は、18歳~69歳の男女40,000人を対象に2021年11月15日~11月17日の期間で「2021年12月通信サービスの利用動向調査」を実施いたしました。調査結果は以下のとおりです。
※本リリースでは、アンケート調査により回収されたサンプルを人口構成比に合わせるために、ウエイトバック集計しています。
目次
調査結果サマリー
■ メイン利用のMNO4キャリア合計は90.7%、うちオンライン専用プランは6.8%、サブブランドは12.8%
■ MVNOのシェアは9.3%、昨年から3.0ポイント低下
■ ahamoは75.0%、povoは83.7%、LINEMOは63.2%が同一キャリアから移行
■ 今後のプラン変更・乗り換え検討者のうち、docomoはahamo、auはUQ mobile、SoftBankはY!mobileの移行予定が上位 3番手は3キャリアともにRakuten UN-LIMIT Ⅵ
メイン利用のMNO4キャリア合計は90.7%、うちオンライン専用プランは6.8%、サブブランドは12.8%
18歳~69歳の男女40,000人のうち、通信契約をしているスマートフォンを現在メイン利用している36,006人を対象に、メインで利用しているスマートフォンの通信サービスを聞いたところ、4キャリアは「docomo(30.9%)」「au(19.9%)」「SoftBank(12.5%)」「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ(7.8%)」となり、オンライン専用プランの「ahamo(4.3%)」「povo(1.8%)」「LINEMO(0.7%)」を合わせると4キャリアのシェアは77.8%となり、そこにキャリアサブブランドの「Y!mobile(8.3%)」「UQ mobile(4.5%)」を合わせると90.7%、「MVNO」は9.3%となった。
続いて、通信契約をしているスマートフォンをサブ利用している3,521人にサブ利用の通信サービスを聞いたところ、4キャリアは「docomo(23.4%)」「au(14.1%)」「SoftBank(9.9%)」「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ(19.0%)」となり、オンライン専用プランの「ahamo(6.0%)」「povo(2.3%)」「LINEMO(1.7%)」を合わせると4キャリアのサブ利用のシェアは76.5%となり、そこにキャリアサブブランドの「Y!mobile(5.4%)」「UQ mobile(2.8%)」を合わせると84.7%、「MVNO」は15.3%となった。
次に、8月の調査と比較したところ、docomoは8月と変わらず、auは0.1ポイント減少、SoftBankは0.1ポイント、楽天モバイルは0.2ポイント増加する結果となった。
MVNOのシェアは9.3%、昨年から3.0ポイント低下
2014年10月からのMVNOの利用率の推移をみると、2021年11月は2020年11月と比べ3.0ポイント低下して9.3%となった。
※画像をクリックすると拡大画像が表示されます
ahamoは75.0%、povoは83.7%、LINEMOは63.2%が同一キャリアから移行
オンライン専用プランとサブブランド、Rakuten UN-LIMIT Ⅵを現在メインで利用している9,857人に現在利用している通信会社を契約する前に利用していた通信会社を聞いたところ(契約していないまたは分からないを除く)、オンライン専用プランではahamo(n=1,437)は「docomo」が75.0%、povo(n=597)は「au」が83.7%、LINEMO(n=236)は「SoftBank」が63.2%とそれぞれ最多となり、サブブランドはY!mobile(n=2,705)は「SoftBank」が50.1%、UQ mobile(n=1,492)は「au」が53.7%で最多、Rakuten UN-LIMIT Ⅵ(n=2,558)は「MVNO」が51.0%で最多となった。
今後のプラン変更・乗り換え検討者のうち、docomoはahamo、auはUQ mobile、SoftBankはY!mobileの移行予定が上位
3番手は3キャリアともにRakuten UN-LIMIT Ⅵ
通信契約をしているスマートフォンを現在利用しているまたは現在スマートフォン未所有でスマートフォンの購入を検討している36,235人のうち、現在利用している通信会社から他社の通信会社への乗り換えまたは同一通信会社でプラン変更を検討しているか聞いたところ、「検討している」が31.3%となり、「検討していない」が68.7%となった。
続いて、docomo、au、SoftBankを現在利用しており、プラン変更の検討または具体的な乗り換えを決めて検討している5,345人に、最も検討しているプラン変更または乗り換え先を聞いたところ、docomo(n=2,306)は「docomo」が34.9%で最も多く、au(n=1,847)は「au」が31.9%、SoftBank(n=1,192)は「Y!mobile」が28.7%となった。3社とも1位と2位に関しては自社と関連する通信サービスとなったが、3位は「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」となった。
※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
※回答者の属性は会員登録後に無料レポートよりご確認いただけます。
※こちらの調査情報は、調査実施者であるMMD研究所との提携により掲載しております。
※本ページ内で掲載している文章、及びその内容についての無断転載等は原則として禁止しています。
※データの利用、引用可否、調査データのついてのお問い合わせはMMD研究所まで必ずご連絡ください。
関連リンク
●MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)
●MMD研究所 プレスリリース
●メイン利用通信サービスの利用者シェアはMNO4キャリアで90.7%うちオンライン専用プランは6.8%、サブブランドは12.8%
・ 販売商品:2021年12月通信サービスの利用動向調査
・ 納品形式:GT表、調査票、ローデータ(Excel)
・ 販売金額:385,000円(税込)
・ 入金方法:オンライン決済 / 銀行振込(弊社の指定口座)
・ オンラインで購入する
・ 銀行振り込みで購入する(お問い合わせフォーム)