MMD研究所は、18歳~69歳の男女45,000人を対象に2021年7月1日~7月5日の期間で「2021年7月スマートフォン決済(QRコード)利用動向調査」を実施いたしました。
※本リリースでは、アンケート調査により回収されたサンプルを人口構成比に合わせるために、ウエイトバック集計しています。
目次
調査結果サマリー
■ 普段の支払い方法は「現金」86.0%、「クレジットカード」71.1%、「スマホ決済」52.1%
■ QRコード決済の認知は94.2%、内容理解は73.2%、現在利用は35.3%
■ 最も利用しているQRコード決済サービスの上位は「PayPay」「d払い」「楽天ペイ」
利用開始時期は「2020年1月~6月」からの利用が最多
■ 利用検討のQRコード決済サービスの上位は「PayPay」「楽天ペイ」「d払い」
普段の支払い方法は「現金」86.0%、「クレジットカード」71.1%、「スマホ決済」52.1%
18歳~69歳の男女45,000人を対象に、普段の支払い方法について聞いたところ(複数回答可)、トップは「現金」で86.0%、次いで、「クレジットカード」が71.1%、「スマホ決済(タッチ式、QRコード式含む)」(以下スマホ決済)が52.1%という結果となった。
年別比較で見ると、2021年1月に比べ最も増加した支払い方法は「スマホ決済」で10.9ポイント増加しており、最も減少した支払い方法は「現金」で4.8ポイント減少していることがわかった。
また、コロナ禍以前の2020年1月に比べて「カード型の交通系電子マネー」が最も減少しており、6.9ポイント減少していることがわかった。
QRコード決済の認知は94.2%、内容理解は73.2%、現在利用は35.3%
18歳~69歳の男女45,000人に、QRコード決済の認知・利用状況について聞いたところ、最も多かったのは「現在利用している」で35.3%となった。次いで、「だいたいどんなものか分かるが、利用したことはない」で18.1%、「利用したことはあるが、現在は利用していない」で15.5%となった。
これをファネル分析で見てみると、「認知」は94.2%、「内容理解」は73.2%、「利用経験」は50.7%だった。
最も利用しているQRコード決済サービスの上位は「PayPay」「d払い」「楽天ペイ」
利用開始時期は「2020年1月~6月」からの利用が最多
QRコード決済を現在利用している人(n=23,406)に、最も利用しているQRコード決済サービスについて聞いたところ、トップが「PayPay」で46.1%、次いで「d払い」が16.9%、「楽天ペイ」が14.8%という結果になった。
2021年1月と比較すると「PayPay」が3.0ポイント、「au PAY」が1.3ポイント増加し、「d払い」が1.3ポイント、「楽天ペイ」が0.6ポイント減少していることがわかった。
前問で回答した最も利用しているQRコード決済サービスをいつから使い始めたか聞いたところ、「2020年1月~6月」が14.1%と最も多く、次いで「2021年1月以降」が12.0%、「2019年7月~12月」が11.2%という結果となった。
利用検討のQRコード決済サービスの上位は「PayPay」「楽天ペイ」「d払い」
QRコード決済の利用を検討していると回答した人(n=4,741)に対して、最も利用を検討しているサービス名を聞いたところ、トップが「PayPay」で20.9%、次いで「楽天ペイ」が18.4%、「d払い」が14.3%という結果となった。
※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
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関連リンク
●MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)
●MMD研究所 プレスリリース
●最も利用しているQRコード決済サービス、トップは「PayPay」で46.1%、次いで「d払い」が16.9%