【MMD研究所】電子金融取引に関する調査を実施
2020.11.25
2020.11.25
MMD研究所は、2020年10月20日~10月29日の期間で「電子金融取引に関する調査」を実施いたしました。予備調査では18歳~69歳の男女4,400人、本調査ではネット銀行・ネットバンキング利用経験者の男女328人、ネット上での株式売買経験者の男女333人を対象に聴取いたしました。
目次
- 【調査結果サマリー】
- ■ネット銀行・ネットバンキング利用経験者は約7割 メイン利用のネット銀行・ネットバンキングの上位は「楽天銀行」「ゆうちょ銀行」「みずほ銀行」
- ■銀行口座に紐づけているキャッシュレス決済、スマホ決済(QRコード式)が29.1%、スマホ決済(非接触型)が12.8%、カード型電子マネーが16.7%
- ■ネット上の金融取引で不安を感じる人は68.1%、とくに60代女性は8割以上で10~20代の男性を26.3ポイント上回る
- ■ネット上の金融取引におけるセキュリティ対策、ネット銀行利用者の84.8%は行っている うち、「口座取引履歴をこまめに確認する」が37.3%で最多
- ■ネット上での株式売買経験者は約2割、なかでも30代が最多で約3割 メイン利用のネット証券会社の上位は「楽天証券」「SBI証券」「野村證券」
- ■ 関連リンク
【調査結果サマリー】
■ネット銀行・ネットバンキング利用経験者は約7割
メイン利用のネット銀行・ネットバンキングの上位は「楽天銀行」「ゆうちょ銀行」「みずほ銀行」
■銀行口座に紐づけているキャッシュレス決済、スマホ決済(QRコード式)が29.1%、
スマホ決済(非接触型)が12.8%、カード型電子マネーが16.7%
■ネット上の金融取引で不安を感じる人は68.1%、
とくに60代女性は8割以上で10~20代の男性を26.3ポイント上回る
■ネット上の金融取引におけるセキュリティ対策、ネット銀行利用者の84.8%は行っている うち、「口座取引履歴をこまめに確認する」が37.3%で最多
■ネット上での株式売買経験者は約2割、なかでも30代が最多で約3割
メイン利用のネット証券会社の上位は「楽天証券」「SBI証券」「野村證券」
■ネット銀行・ネットバンキング利用経験者は約7割
メイン利用のネット銀行・ネットバンキングの上位は「楽天銀行」「ゆうちょ銀行」「みずほ銀行」
18歳~69歳の男女4,400人を対象に、ネット銀行・ネットバンキングを利用したことがあるか聞いたところ、「現在利用している」と「過去に利用していた」を合わせてネット銀行・ネットバンキング利用経験者は69.3%となり、「利用したことはない」は26.5%となった。
年代別に見ると、40代(n=1,014)、50代(n=892)、60代(n=880)の7割以上がネット銀行・ネットバンキング利用経験者となり、「利用したことはない」は10~20代(n=829)が最多で39.4%であることがわかった。
次に、ネット銀行・ネットバンキングを利用したことがある328人に、メイン利用の経験があるネット銀行・ネットバンキングを聞いたところ(無回答者4人を除く)、「楽天銀行」が最も多く30.9%、次いで「ゆうちょ銀行」が9.6%、「みずほ銀行」が7.7%となった。
続いて、ネット銀行・ネットバンキングを利用したことがある328人に、ネット銀行・ネットバンキングを選ぶ際に重視したことを複数回答で聞いたところ(無回答者11人を除く)、「手数料が安い・無料になる」が最も多く62.1%、次いで「24時間操作可能」が40.7%、「手続きが簡単」が38.8%となった。
■銀行口座に紐づけているキャッシュレス決済、スマホ決済(QRコード式)が29.1%、スマホ決済(非接触型)が12.8%、カード型電子マネーが16.7%
18歳~69歳の男女4,400人を対象に、キャッシュレス決済の利用と銀行口座の紐づけについて聞いたところ、「現在利用しており、銀行口座に紐づけている」のはスマホ決済(QRコード式)が29.1%、スマホ決済(非接触型)が12.8%、カード型電子マネーが16.7%となり、「現在利用しているが、銀行口座に紐づけていない」はスマホ決済(QRコード式)が23.1%、スマホ決済(非接触型)が19.4%、カード型電子マネーが31.3%であることがわかった。
次に、キャッシュレス決済と銀行口座を紐づける1,815人に、キャッシュレス決済と銀行口座を紐づける理由を複数回答で聞いたところ、「現金を引き出す手間が省けるから」が最も多く42.4%、次いで「即時決済が可能になるから」が32.8%、「オートチャージが可能になる、チャージが楽だから」が30.7%となった。
■ネット上の金融取引で不安を感じる人は68.1%、とくに60代女性は8割以上で10~20代の男性を26.3ポイント上回る
18歳~69歳の男女4,400人を対象に、ネット上のお金の取引に不安を感じるか聞いたところ、「不安を感じる」と「どちらかというと不安を感じる」を合わせて不安を感じると回答した人は68.1%となり、「不安を感じない」と「どちらかというと不安を感じない」を合わせて不安を感じないと回答した人は32.0%となった。
性年代別に見ると、不安を感じると回答したのは60代女性(n=455)が最も多く82.9%、次いで50代女性(n=445)が80.6%、40代女性(n=501)が77.2%となった。不安を感じないと回答したのは10~20代男性(n=426)が最多で43.4%、次いで30代男性(n=399)が42.9%、40代男性(n=513)が41.0%となった。
■ネット上の金融取引におけるセキュリティ対策、ネット銀行利用者の84.8%は行っている うち、「口座取引履歴をこまめに確認する」が37.3%で最多
ネット銀行・ネットバンキングを利用したことがある328人に、ネット上の金融取引におけるセキュリティ対策として行うことはあるか複数回答で聞いたところ(無回答者12人を除く)、「口座取引履歴をこまめに確認する」が最も多く37.3%、次いで「二要素認証を設定する」が34.8%、「公共のパソコンで口座にログインしない」が30.1%となった。
■ネット上での株式売買経験者は約2割、なかでも30代が最多で約3割 メイン利用のネット証券会社の上位は「楽天証券」「SBI証券」「野村證券」
18歳~69歳の男女4,400人を対象に、ネット上での株式売買の経験を聞いたところ、「現在売買している」と「過去に売買していた」を合わせて株式売買経験者は26.9%となり、「売買したことはない」は67.8%となった。
年代別に見ると、株式売買経験者は30代(n=785)が最も多く29.9%、次いで60代(n=880)が28.1%、40代(n=1,014)が27.4%となり、「売買したことはない」は50代(n=892)が最多で72.0%となった。
次に、ネット上での株式売買の経験がある333人に、メイン利用の経験があるネット証券会社を聞いたところ(無回答者18人を除く)、「楽天証券」が最も多く24.8%、次いで「SBI証券」が21.9%、「野村證券」が11.1%となった。
続いて、ネット上での株式売買の経験がある333人に、ネット証券会社を選ぶ際に重視したことを複数回答で聞いたところ(無回答者7人を除く)、「手数料が安い」が最も多く70.6%、次いで「口座開設など手続きが簡単」が35.0%、「取引ツールの使いやすさ・わかりやすさ」が34.7%となった。
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●MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)
●MMD研究所 プレスリリース
●ネット銀行・バンキングは約7割、ネット証券は約2割が利用経験者 セキュリティ対策、ネット銀行利用者の84.8%は行っている 「口座取引履歴をこまめに確認する」が37.3%で最多