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2021.10.06
2021.10.06
目次
製造業が抱えるあらゆる経営課題の解決に挑むテクノポート株式会社(本社:東京都江東区 代表取締役:徳山正康 )は、国内の製造業者を対象に、製造業のデジタルマーケティング実態調査を実施及び集計結果をまとめましたのでお知らせ致します。
デジタルマーケティングの必要性を感じているかの問いに対し、「感じている」または「少し感じている」との回答は89.53%でした。
何らかのデジタルマーケティング施策に取り組んでいる企業のうち、2020年度から2021年にかけて「デジタルマーケティング施策をきっかけとした商談数が増加した」と回答した企業は51.81%。
緊急事態宣言やまん延防止等重点措置がたびたび発令され行動制限がかかる中でも、コロナ禍において「デジタルマーケティング施策をきっかけとした商談数が減少した」と回答があった企業はわずか2.41%でした。
デジタルマーケティングの実施にあたり、「戦略の立案」や「人出不足」に課題を抱えている企業が多い結果となりました。
従来の営業活動の延長線ではなく、マーケティングに関するノウハウが不足している企業が多いようです。
また、デジタルマーケティング専任の担当者を置かず、他の業務と兼任するケースが多いことがわかりました。
自由回答では、各社さまざまな意見を頂戴しました。一部ご紹介します。
・新規案件(顧客)における品質(グレード)の確認が難しい。サンプル製作が可能なアイテムであれば問題無いが、流通量が少なく、また、高額な材料でのサンプル製作は難しい。
・個人的には非常に有効で、効果的であり、必要だと思っているが、会社側が新しいことは出来ない、昔のように常に客先に顔を出し、世間話で打ち解けて、ほうきとちり取りを持参して掃除してくるようにすれば仕事はもらえるものだ!というので、辟易しています。
・多くのマーケティング手法について、「どのような取り組みをすれば何が期待できるのか」がわからない(公開されている事例が参考にならない)ので、投資するだけの効果があるのかどうか見当がつかない。
デジタルマーケティングの推進にあたり、戦略の立案や分析改善などデジタルマーケティングの知識・スキル面に課題を抱えている企業が多い結果となりました。
社内または外部パートナーに、製造業の商習慣や技術についての理解があり、さらにIT・Webを活用したデジタルマーケティングの戦略立案から、分析・改善などのできる人材が必要とされていると考えられます。
コロナ禍をきっかけに、従来のアナログな営業・マーケティングから、WebサイトやSNS、MAツールなどを活用したデジタル営業・マーケティングに取り組む企業が増加しています。今後、製造業もますます営業・マーケティングDXが進んでいくと考えられます。
本アンケートの結果を受け、製造業のデジタルマーケティングを学ぶきっかけとして、弊社で実施した製造業のためのデジタルマーケティングセミナーの動画を期間限定で公開します。
公開期間は、デジタルの日(10月10日、11日)を含む10月5日から17日までの期間です。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLF2EraWKBCF__Jgwg_X0I9qm99j7aSptE
https://techport.co.jp/corp/wp-content/uploads/2021/10/211005reserch.pdf
調査期間:2021年7月6日-2021年7月21日
回答数:105件
調査主体:テクノポート株式会社
-従業員数(選択回答)
-業種(選択回答)
-デジタルマーケティングの必要性(選択回答)
-2019年度、2020年度に取り組んだアナログマーケティング施策・予算(選択回答)
-2019年度、2020年度に取り組んだ デジタルマーケティング施策・予算(選択回答)
-デジタルマーケティングをきっかけとした商談数の増減(選択回答)
-デジタルマーケティング実施上の課題(選択回答)
-デジタルマーケティングの運用体制(選択回答)