Supershipの「ScaleOut DSP」が「Oracle Advertising」と連携
2021.04.16
2021.04.16
目次
ポストCookie時代を見越したコンテクスチュアルターゲティング広告配信と、Moat by Oracleのグローバル指標によるアドベリフィケーション機能を実現
Supership株式会社(以下、Supership)は、同社の提供する「ScaleOut DSP」が、「Oracle Advertising」製品群における「Oracle Contextual Intelligence」とMoat by Oracleの「Prebid by Moat」と連携したことをお知らせします。
連携の背景
昨今、デジタル広告への出稿において、アドフラウド、ビューアビリティ、ブランドセーフティといったアドベリフィケーションへの意識は高まっており、アドベリフィケーションツールを用いた対策は広告配信とセットで行われることが一般的になりつつあります。
また、サードパーティーCookieの規制強化が進む中、ポストCookie時代を見据えた適切な広告の配信やその効果計測に対応する環境の整備が求められています。
Supershipではこれまでも、ポストCookieの世界を見据えた様々なソリューションへの対応を積極的に進めてまいりましたが、中でも「Oracle Contextual Intelligence」はCookieに依存しないこれからの広告技術として注目されるコンテクスチュアルターゲティングを実現する高度なテクノロジーとして大きな期待を寄せているソリューションの1つです。
さらに、Moat by Oracleの「Prebid by Moat」への対応により、グローバルで広く使われているMoat by Oracleの指標を使った広告配信が可能となったことで、アドベリフィケーション機能のさらなる強化を実現しました。
今回の連携によってご提供する機能の詳細やトライアル運用の結果、今後への期待についてはこちらの記事をご覧くださいませ。
URL:https://supership.jp/magazine/product/4958/
「Oracle Contextual Intelligence」について
「Oracle Contextual Intelligence」は、ターゲティングとブランド・セーフティという両方の視点から、広告主が求めるトピックで絞り込んだセグメントを容易に有効化することができるソリューションです。記事のコンテンツを取り込み、分析し、マルチターム・マッチングによってそのページの中核となる意味を抽出します。また、すべての単語、頻度、記事中の他の単語との関係性を考慮して、クライアントの構成に応じ、関連するContextual Intelligenceのカテゴリー(ブランド・セーフティおよびシンジケート・セグメント)を決定します。これにより、クライアントは、関連するコンテンツの隣接性を確保することで、希望するオーディエンスにリーチできると同時に、ブランドが不適切な環境に表示されないように保護することができます。 コンテクスチュアル・インテリジェンスは、クッキーやMAIDSによる閲覧者の個人情報ではなく、記事のコンテンツを対象とすることで、プライバシーを重視したアプローチを実現します。
なお、本機能は事前入札方式を採用しているため、広告主は広告キャンペーンの設定に応じて、関連性の高い配信先に入札したり、ブランド・リスクのある配信先への入札を回避することも可能です。
URL:https://www.oracle.com/jp/cx/advertising/contextual-intelligence/
Moat by Oracleの「Prebid by Moat」について
「Pre-Bid by Moat」は、リアルタイムのビューアビリティ、無効なトラフィックの回避、ブランド・セーフティのための強力なツールを包括的に提供することで、広告主の効率的な支出を支援する統合ソリューションです。マーケティング担当者は、広告を掲載する前に、特定の広告枠のビューアビリティ・レートを設定することができ、精度の高い広告掲載が可能になります。
URL:https://www.oracle.com/jp/data-cloud/solutions/moat-measure-the-impact.html
日本オラクル株式会社 Oracle Advertisingリージョナル・ディレクター アルフォンソ・アセンシオ氏 コメント
「Oracle Advertisingの『Contextual Intelligence』は、ブランド・スータビリティを補完するだけでなく、機械学習を用いて、トレンドを捉えることが可能な多言語対応のクッキーレス技術を提供します。Supership社の『ScaleOut DSP』と連携することで、広告主のキャンペーンをより精緻にサポートすることを期待します。また、国内外に実績を持つMoat by Oracleを活用することで、Supership社がその豊富な経験と知見に加えて顧客へ新たなインサイトを提供でき、広告主にとっても重要な意味を持つだけでなく、昨今の複雑化したデジタル広告のエコシステムに今回の連携が透明性を与える取り組みであると確信しています。」
Supership プロダクト開発本部 アドソリューション部 部長 赤津 安昭 コメント
「ポストCookie時代を見据えた様々な取り組みのなかでも、『Oracle Contextual Intelligence』の高度なテクノロジーを駆使したコンテクスチュアルターゲティングへの対応によりグローバルにおけるベストプラクティス(成功事例)を活用し、新たな方法で消費者にリーチができると期待しています。また、『Prebid by Moat』への対応より、グローバル基準でのアドベリフィケーション機能をさらに強化することが可能となりました。 ここに、Supershipの強みが加わることで、最適な人に最適な広告を最適なタイミングで配信することができるという世界をオラクルと一緒に実現していけると確信しています。」
なお、Supershipでは、コンテクスチュアルターゲティングによる広告配信への対応だけでなく、プライバシーに配慮しながら最新のテクノロジーを活用し、Cookieレスの環境でもデジタルマーケティングの効果を最大化できるサービス提供を推進しております。
Supershipは今後も、透明性・安全性の高い広告配信を行うため、信頼のあるデータとの相互連携や最新テクノロジーとの連携を推進し、企業のマーケティング課題を解決する高度なソリューションやサービスの提供に尽力してまいります。
Oracle Advertisingについて
Oracle Advertisingはマーケティング担当者がデータを利用し、消費者の関心を収集し、キャンペーンの成果を上げることを支援します。オーディエンス、コンテキスト、広告効果検証にわたるこれらのソリューションは、世界の上位広告事業者200社中199社に採用され、有力メディア・プラットフォーム各種にわたり、世界100カ国以上で利用されています。オーディエンス・プランニングから入札前のブランド・セーフティ、コンテキストに応じた関連性、ビューアビリティの検証、不正防止、ROI測定に至るマーケティングのあらゆる段階で求められるデータとツールをマーケティング担当者に提供しています。Oracle AdvertisingはAddThis、BlueKai、Crosswise、Datalogix、Grapeshot、Moatの買収により得られた業界屈指のテクノロジーおよびその人材により構成されています。
URL:https://www.oracle.com/jp/cx/advertising/
* OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。
ScaleOut DSPについて
https://supership.jp/business/scaleout/
「ScaleOut DSP」は、独自データを活用した高精度なターゲティング配信や媒体開示型の詳細なレポーティング機能によって、より効果的、効率的な広告運用を多様な広告フォーマットにて可能にする広告主向け配信プラットフォームです。データを基盤にしたインサイト分析でユーザーの見える化を図り、広告配信によるマーケティングを加速させます。
Supership株式会社について
https://supership.jp/
Supership株式会社は、デジタル広告、データコンサルティング、VR事業など、データとテクノロジーを活用した事業を展開するデータテクノロジーカンパニーです。
KDDIグループにおいて、様々なスタートアップの共創体として事業を展開するSupershipホールディングス株式会社の中核企業として、データとテクノロジーの力で世の中の解像度をあげていき、新たな価値をパートナーとともに共創していきます。
関連リンク
●Supership株式会社
●Supershipの「ScaleOut DSP」が「Oracle Advertising」と連携 〜ポストCookie時代を見越したコンテクスチュアルターゲティング広告配信と、Moat by Oracleのグローバル指標によるアドベリフィケーション機能を実現〜