SoVeCとKDDI、空間認識技術(VPS)を活用し、日常空間にARを表示させる「XR CHANNEL」の提供開始
2020.09.01
2020.09.01
目次
~第1弾企画、『YOKOHAMA STAR☆NIGHT 2020 Supported by 横浜銀行』のコンテンツを提供~
SoVeC株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:上川 衛、以下 SoVeC)とKDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙橋 誠、以下 KDDI)は、スマートフォンやスマートグラスに搭載されたカメラ越しの画像から空間を認識するVisual Positioning Service(以下 VPS)(注1)技術を活用し、日常空間にARを表示させるアプリ「XR CHANNEL」(以下 本アプリ)を2020年8月31日から提供を開始します。
背景と概要
本アプリでは街の建物などの3次元情報をスマートフォンやスマートグラスのカメラ機能で認識できるVPSとAR技術を組み合わせることで、日常の空間に、デジタル看板やナビゲーションに加え、広告宣伝、エンターテインメント、アート、教育などの臨場感のあるコンテンツの表示が可能になります。お客さまは、本アプリを通じて、街の風景とARコンテンツが空間上で連携、作用し合うような新しい体験をお楽しみいただけます。
なお、本アプリは3Dマップの構築エリアでご使用いただけます。KDDIが戦略的パートナーシップを締結しているSturfee社(注2)のVPS技術を活用し、提供開始時点では東名阪、横浜および沖縄エリア(注3)にてご利用いただけるほか、将来的には日本国内の市街地全て(注4)においてVPSがご利用いただけるようになる予定です。
本アプリで提供するコンテンツの第1弾として、KDDIが横浜DeNAベイスターズと締結したビジネスパートナーシップ(注5)の一環として、2020年8月31日から横浜スタジアム周辺の街中にAR装飾されたSTAR☆NIGHTビジュアルの選手が登場する『YOKOHAMA STAR☆NIGHT 2020 Supported by 横浜銀行』のスペシャルコンテンツを提供します。
SoVeCとKDDIは、5G時代のリッチで驚きのある、ARコンテンツを体験できるプラットフォームの構築を目指し、今後もさまざまなパートナー企業と新しい体験の創出と事業展開にチャレンジしていきます。
詳細は別紙をご参照ください。
<別紙>
■「XR CHANNEL」パートナー企業の開拓について
1.特徴
パートナー企業が、販促などを目的として、本アプリにコンテンツを入稿することができます。
これにより、パートナー企業のお客さまに対して、先進的なAR体験を通じたプロモーションなどが可能となります。
2.利用可能エリア
東名阪、横浜および沖縄のVPS利用可能エリアでご利用いただけます。
詳細はこちら(https://vps.xreality.kddi.com)をご参照ください。
3.利用方法
①本アプリに表示させたいコンテンツの内容(表示場所、表示期間、3Dコンテンツの保有有無等)をご連絡いただき、コンテンツの制作から提供までをサポートします。
②VPS機能のソフトウェア開発キットを提供します。ソフトウェア開発キットを利用し、企業独自で
アプリを開発し提供いただけます。
4.問い合わせ先
VPSについて:VPSホームページ(https://vps.xreality.kddi.com)
専用アプリ「XR CHANNEL」について:SoVeC問合せ窓口(info@sovec.net)
■『YOKOHAMA STAR☆NIGHT 2020 Supported by 横浜銀行』
スペシャルコンテンツについて
1.概要
「XR CHANNEL」を通じて、街の魅力を感じながら、実際の横浜の風景の中でSTAR☆NIGHTビジュアルの選手を見つけることができます。
詳細は特設サイト(https://bit.ly/34gsAG9)をご参照下さい。
2.実施場所
横浜公園から横浜新港エリアをつなぐ横浜市内全4カ所
第1弾:運河パーク(神奈川県横浜市中区新港2-2-1)および象の鼻パーク(神奈川県横浜市中区海岸通1)
※第2弾以降は、『YOKOHAMA STAR☆NIGHT』スペシャルページにて順次公開予定です。
3.実施期間
2020年8月31日~2020年9月10日
4.ご利用方法
専用のアプリ「XR CHANNEL」のインストールが必要です。
・Android™スマートフォンをご利用のお客さまはこちら(https://play.google.com/store/apps/details?id=net.sovec)よりダウンロードください。
・iPhoneをご利用のお客さまはこちら(https://apps.apple.com/us/app/id1525712662)より
ダウンロードください。
5.対応機種
・Android™
OS:Android™ 10.0以降
機種:2019年以降発売のモデル
・iPhone
OS:iOS12以降
機種:iPhone6s以降、iPad mini(第5世代)以降
※デバイスの推奨環境をご確認の上、使用上の注意、使い方をご確認の上ご利用ください。
※GPS非搭載の端末やWi-Fi回線のみで接続している端末の動作は保証していません。
※今後のアップデートに際し、対応環境や対応端末が変更になる場合があります。
※一部端末に関しては対応OSバージョン以上でも動作しない場合があります。
※正確な位置情報を取得するため、安定した通信環境でプレイしてください。
(注1)VPS(Visual Positioning Service)とは、従来のGPS (Global Positioning System、全地球測位システム) の発展系と
位置付けられ、現実世界のデジタルツインとなる3Dマップ(3Dメッシュ) と、スマートフォンやスマートグラスに
搭載されたカメラ越しの画像とを照合し、向きや方位を含む高精度な位置情報を特定する技術です。
(注2)2019年6月24日 プレスリリース
衛星写真からの3Dマップ生成が特長のVPS技術を保有するSturfeeと戦略的パートナーシップを締結
~5G時代に向けて街や空間全体の3Dマップ構築に着手~
(https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2019/06/24/3883.html)
(注3)区部などを中心とした一部のエリアでご利用いただけます。
(注4)一部、ご利用いただけない場所があります。
(注5)2020年6月17日 プレスリリース
横浜DeNAベイスターズとKDDI、プロ野球を通じた持続可能な次世代型スポーツ・エンターテインメント体験の創出
に向け連携
~自宅から現地観戦体験を可能にするバーチャル「横浜スタジアム」の構築を目指す~
(https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2020/06/17/4500.html)
※iPhoneは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。iPhoneの商標は、アイホン株式会社の
ライセンスにもとづき使用されています。
※Androidは、Google LLC の商標です。
※会社名、各製品名、各作品名は、一般に各社の商標または登録商標です。
関連リンク
●SoVeC株式会社
●KDDI株式会社
●SoVeCとKDDI、空間認識技術(VPS)を活用し、日常空間にARを表示させる「XR CHANNEL」の提供開始