サザビーズとSnapchatが提携、Snapの高度なAR技術で クリスト・エステートの布に包まれた凱旋門・グローバルポータルレンズを再現
2021.09.22
2021.09.22
スマートフォン向けの写真共有ソーシャルアプリ「Snapchat(スナップチャット)」を運営する米Snap(本社:米国 カリフォルニア州、共同創業者兼CEO:エヴァン・シュピーゲル)は、カメラを通じて芸術に自由と平等を与える活動の一環として、サザビーズおよびクリスト・エステートと提携し、L’Arc de Triomphe, Wrapped, global portal Lens(布に包まれた凱旋門・グローバルポータルレンズ)を発表します。
概要
60年前、芸術家夫妻であるクリストとジャンヌ=クロードは、「パリの凱旋門を布で包む」という不可能なことを構想していました 。今回のレンズの発表により世界中のアート愛好家や夫妻のファンは、Snapの高度な拡張現実技術によって、彼らのインスタレーションをまったく新しい形で体験することができます。
L’Arc de Triomphe, Wrapped, global portal Lensは、現実世界で見えるものとデジタル世界で見えるものとを組み合わせて、自分の周囲の世界を体験してもらうという、世界を一変させるSnap Cameraの使命の一環として開発されました。今回発表されたレンズを使いエトワール凱旋門を訪れて、クリストとジャンヌ=クロードが作り出そうとしたこのアートインスタレーションを体験し、彼らの60年に及ぶ旅路について知ることが出来ます。
今回のパートナーシップは、Snap Inc.がパリに開設予定のAR Studioを発表したことを受けたものです。さらに今回の提携により、フランスにおけるAR(拡張現実)の可能性の認知度を高め、地域の芸術・教育・文化への影響力を高めていきたいと考えています。
サザビーズとは
1744年に設立されたサザビーズは、現在も操業する世界最古の国際競売会社です。オークションのほか、プライベートセール、Eコマース、小売店を含むバイナウチャンネルを通じて、ファインアートや希少な作品へのアクセス、目利き、保存を促進しています。サザビーズの信頼できるグローバルマーケットは、業界をリードするテクノロジープラットフォームと、40カ国に広がるスペシャリストのネットワークによって支えられており、コンテンポラリーアート、モダン&インプレッションアート、オールドマスターズ、中国美術品、ジュエリー、時計、ワイン&スピリッツ、インテリアなど50のカテゴリーがあります。
今回サザビーズでは、作家のスタジオから直接入手した本展出品作品の全リストを初めて公開します。
さらに各作品はプライベートセールとして販売され、その収益は「L’Arc de Triomphe, Wrapped」プロジェクトと、アーティストの遺産を次世代に残すために設立された「Christo and Jeanne-Claude Foundation」に寄付されます。
サザビーズの展覧会についてはこちらをご覧ください。
https://sothebys-com.brightspotcdn.com/ef/e7/13c3c8314697967da4ddb24ff085/the-final-christo-list-of-works.pdf
Snap Inc. とは
Snap Inc.はカメラカンパニーです。当社は、カメラを改革していくことにより、私たちの生活やコミュニケーションの方法を、更に素晴らしいものにできると考えています。 ユーザーの皆さまが自己表現の世界を広げ、毎日を楽しみながら世界を体験し、その喜びを仲間と分かち合うことができるようにすることで、人類社会の発展に貢献していきます。
関連リンク
●Snap Inc.
●Snapの高度なAR技術で クリスト・エステートの布に包まれた凱旋門・グローバルポータルレンズを再現