スマートドライブ、「SmartDrive Fleet」・「Mobility Data Platform」がソフトバンクの高精度測位サービス「ichimill」と連携開始
2021.02.10
2021.02.10
~誤差数センチメートルの測位を必要とする自動運転や高度な位置情報活用サービスを見据えて~
モビリティデータを活用したサービスを提供する株式会社スマートドライブ(本社所在地:東京都千代田区、代表取締役:北川烈、以下「当社」)は、ソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 兼 CEO:宮内謙、以下「ソフトバンク」)の高精度測位サービス「ichimill(イチミル)」を連携させたソリューションの提供を開始しましたのでお知らせします。
概要
今回提供するソリューションは、当社のクラウド車両管理サービス「SmartDrive Fleet」や走行データの収集・分析をする「Mobility Data Platform」と、ソフトバンクの高精度測位サービス「ichimill」を連携させるものです。
「ichimill」は、準天頂衛星「みちびき」などのGNSS※1から受信した信号などを利用してRTK測位※2を行うことで、誤差数センチメートルの測位を可能にするサービスです。全国3,300カ所以上に独自基準点を設けており、独自基準点とユーザーの測定位置(GNSS受信機)までの距離が常に10キロメートル圏内となるため、全国のほとんどの場所で高精度な測位が行える他、非常に短い時間で安定的な測位とハンドオーバー※3が実現するため、基準点をまたぐような長い距離を移動する際も継続して高精度な測位が可能となっています。
この連携により、工場敷地内における車両の細かなエリア別滞在時間の把握や倉庫のバース毎の荷積時間の可視化など、より高精度な位置情報を活用した法人向けのサービスが提供可能になります。さらには、今後普及が見込まれる自動運転の技術が社会実装された後のモビリティサービスや、位置情報活用なども想定しています。
※1 GNSS(Global Navigation Satellite System)とは、QZSS(準天頂衛星システム)やGPS、GLONASS、Galileoなどの衛星測位システムの総称。
※2 RTK(Real Time Kinematic)測位とは、固定局と移動局の2つの受信機を利用し、リアルタイムに2点間で情報をやりとりすることで、高精度での測位を可能にする手法のこと。
※3 GNSS受信機の移動に合わせて、最適な独自基準点へ自動的に切り替わること。
スマートドライブのサービス
法人向け車両管理システム SmartDrive Fleet
https://smartdrive-fleet.jp/
ドライバーエンゲージメントサービス SmartDrive Cars
https://www.smartdrive-cars.jp/
家族の運転見守りサービス SmartDrive Families
https://smartdrive-families.jp/
走行データの取得・蓄積・活用 Mobility Data Platform
https://smartdrive.co.jp/mobility-data-platform/
業界の垣根を超えたコミュニティー
https://www.mobility-transformation.com/
※「SmartDrive Fleet」、「SmartDrive Cars」、「SmartDrive Families」、「Mobility Data Platform」は、株式会社スマートドライブの商標または登録商標です。
関連リンク
●株式会社スマートドライブ
●「SmartDrive Fleet」・「Mobility Data Platform」が ソフトバンクの高精度測位サービス「ichimill」と連携開始