Sansan、一般社団法人 日本経済団体連合会(経団連)に入会 Society 5.0実現に向け、DXの取組みを推進
2020.12.08
2020.12.08
Sansan株式会社は、2020年11月2日付で日本経済団体連合会(以下、経団連)に入会しましたことをお知らせします。
当社は、「出会いからイノベーションを生み出す」というミッションを掲げ、企業やビジネスパーソンが抱えるさまざまな課題の解決につながるサービスを展開しています。今回の経団連入会を機に、経団連が提案する「Society 5.0 for SDGs」の実現に向け、活動への積極的な参加と、会員企業との連携により国内のデジタルトランスフォメーション(DX)の取組みに貢献してまいります。
目次
■経団連入会の目的
当社の事業を通じて、主に、経団連が掲げる以下の成長戦略への貢献を目的に入会します。
1.新たな成長産業の創出
・経団連の推進する「AI-Ready化」の後押し
当社は、法人向けクラウド名刺管理システム「Sansan」の提供を通じて、正確かつ最新の顧客情報である「名刺」を軸に、顧客データ基盤の構築・活用を支援しています。プロダクトの提供を通じて、経団連が「AI活用戦略」で提言している、企業が各事業領域においてデータ基盤の上でAI 活用を進めるための「AI-Ready化」を後押しします。
・新たな成長産業の生み手・担い手となる、スタートアップ振興に向けた取組みの推進
スタートアップが複数の企業や大学等とのパートナーシップを組み共存共栄していく仕組み「スタートアップエコシステム」構築に向け、経団連の会員企業、とりわけスタートアップと連携し、提言などを通じて取組みを推進します。
2.デジタル技術を活用した働き方改革支援
経団連は、Society 5.0時代の働き手は、時間・空間にとらわれない柔軟な働き方を通じて価値を創造し、働いた時間ではなく生み出す価値によって評価されるべきだと提言しています。そのため、企業はリモートワークと出勤、オンラインとオフラインを必要に応じて組み合わせ、最も生産性の高い働き方を追求する必要性があります。
昨今、新型コロナウイルス感染症対策により、大企業ではリモートワークが可能な仕事の範囲を拡大、柔軟な働き方を推進しています。一方で中小企業では、リソースやノウハウは不足しており多くがデジタル化やリモートワークの導入が進んでいないのが現状です。当社はオンライン名刺の普及、中小企業へのデジタル化を通じた働き方改革支援や、リモートワーク推進ノウハウの積極的な提供を行います。
3.地方における価値協創エコシステムの構築
経団連は、地方ならではの強みを活かし、地域の課題を解決し価値を生み出す魅力ある新産業創出のため、継続的に価値が創造されるエコシステムの構築を進めています。
当社は徳島県神山町の古民家を再利用したサテライトオフィス「Sansan神山ラボ」を2010年に開設、徳島県神山町の地方創生プロジェクトを後押ししています。また、2018年には京都府京都市内に、AI技術者の活動拠点「Sansan Innovation Lab」を開設し、京都の技術・開発者コミュニティの活性化と発展に寄与しています。地方でのリモートワークという新しい働き方や、地方産業・人材の競争力強化に寄与する取組みを今後も継続して実施し、多様な主体による価値共創エコシステムの構築に貢献します。
■経団連への入会に関するコメント
取締役 共同創業者 Sansan事業部長 富岡 圭
「この度は経団連への加入を大変嬉しく思います。当社は、『出会いからイノベーションを生み出す』というミッションの下、名刺のデジタル管理に留まらず、新しい市場やサービスの創出等、名刺からはじまる出会い、そのもののあり方を変えるようなイノベーションの創出に取り組んでいます。
今回の入会を機に、クラウド名刺管理サービスの提供を通じた業務効率化・生産性向上や場所にとらわれない働き方改革の更なる促進を後押しします。加えて、当社がこれまで培ってきたテクノロジー等を組み合わせたソリューション提供によりビジネスシーンでのデータ活用・デジタル活用を進化させ、企業DX推進に貢献していきたいと思います。」
■「Sansan」の特徴的な機能
Sansanは2007年より、名刺が持つ本来の価値に注目し、名刺管理サービス市場をゼロから開拓しました。組織内での人脈共有、顧客管理や、マーケティング活動への応用等、名刺情報を起点に企業活動を横断的に網羅するソリューションへと発展を遂げ、契約件数は6,000件を突破、市場を牽引してきました。近年では一部上場企業やメガバンクなど大手での全社導入も進んでおり、以下のような導入メリットにより、企業のDX推進・働き方改革を後押ししています。
・名刺のデジタル化による生産性向上
Sansanを導入し、社員が持つ名刺をデジタル化することにより、人脈情報を属人的な形ではなくシステマチックに、部門を超えて可視化・共有することができます。これにより、営業活動のすれ違いがなくなるだけでなく、人事異動時のスムーズな情報連携・業務引き継ぎなどが行え、労働生産性の向上・業務の効率化が期待されます。
・高いユーザビリティで営業の効率化
Sansanを使うことで、名刺情報を手間なく正確にデータ化しクラウド上で管理することができます。いつでもどこでも自由にPCやタブレット端末から名刺情報を確認でき、営業の効率化につながります。また、名刺情報をCSV形式でダウンロードすることもできるため、そのまま営業によるリレーション情報の管理ツールとしても活用することができます。
・オンライン名刺で受注率を上げる
新型コロナウイルスの感染拡大防止措置としてリモートワークへの移行、オンライン商談が増加する中、オンライン名刺を活用することで、複数名が参加している商談でも、所属部署や肩書き情報を漏れなく顧客データとして蓄積することが可能です。これにより、デジタルシフトによって生じた、名刺交換の減少による顧客データの情報源の縮小と企業業績への悪影響という新たな課題「顧客データ危機」を解決。企業の営業⼒や受注率の向上に貢献します。
Sansanは、今後も「出会いからイノベーションを生み出す」という当社のミッション実現へ向けて、進化を続けてまいります。
■Sansanについて
名刺管理から、働き方を変える「Sansan」
Sansanは、法人向けクラウド名刺管理サービスです。名刺をスキャナーやスマートフォンアプリで読み取るだけで、独自のオペレーションシステムによって名刺情報を正確にデータ化します。高度なAI技術により、企業内の人脈を管理・共有することが可能になるほか、社内の連携を促進する機能や顧客データを統合・リッチ化する機能を備え、ビジネスのはじまりを後押しする「ビジネスプラットフォーム」です。
■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、クラウド名刺管理サービス「Sansan」および名刺アプリ「Eight」を開発・提供しています。名刺管理を起点としたビジネスプラットフォームとして活用できるサービスを国内外で提供しています。
■関連リンク
●Sansan株式会社
●一般社団法人日本経済団体連合会
●Sansan、一般社団法人 日本経済団体連合会(経団連)に入会 ~Society 5.0実現に向け、DXの取組みを推進~