ニールセン、デジタルコンテンツ視聴率のMonthly Totalレポートによる女性誌のデジタルメディアでの視聴状況を発表
2021.11.18
2021.11.18
ニールセン デジタル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 宮本淳)は、ニールセン デジタルコンテンツ視聴率(Nielsen Digital Content Ratings)のMonthly Totalレポートをもとに、女性誌カテゴリのデジタルメディアでの視聴状況を発表しました。
概要
– 女性誌カテゴリにおいて、視聴者数TOP5 媒体を合わせた性年代別ターゲットGRPは女性35-49歳が最も高く48%
– 女性35-49歳のターゲットリーチではVERY webが最も大きく2.5%
– 女性35-49歳が最も頻繁に利用している女性誌のデジタル媒体は、VERY webとCLASSYで7回
2021年9月のMonthly Totalレポートによると、女性誌カテゴリにおいて、PCとモバイルの重複を除いたトータルデジタルで最も視聴者数(18歳以上)が多かったのは小学館のOggi.jp とマガジンハウスのananwebが同程度で約95万人が利用していました。一方で、利用者数では3位となっていた光文社のVERY webが月平均6回利用され、GRPでは5%と、カテゴリ全体で最も高くなっていました。(図表1)。
次に、女性誌における視聴者数Top 5媒体を合計したターゲットGRP(TARP)を性年代別に見ると、女性35-49歳で最も高く48%となっていました。次いで女性18-34歳で23%となっていました(図表2)。
最後に、TARPが最も高かった女性の35-49歳の利用状況を媒体別に見ると、リーチでは上位4サービスがほぼ同程度となっていた一方、平均利用回数を見ると、共に光文社のVERY webとCLASSY.が最も頻繁に利用されていました(図表3)。
女性誌媒体の視聴者は、ファッション、コスメ、グルメ・旅行などの多様な商品・サービスに関心が高く、消費意欲が活発と考えられるため、当該商材を提供する企業にとっては、女性誌媒体は効率的に興味・関心層とコミュニケーションを取ることができる場所と言えます。そういった企業のブランド担当者は、女性誌のような特定のターゲットに特化したコンテンツを提供する媒体を活用してブランディング広告、レスポンス広告を配信することがありますが、いずれのタイプの広告でも、リーチしたいターゲット層にメッセージを訴求する必要がある一方、クッキーレスが進む中、従来のデジタル識別子を用いたターゲティングができなくなっています。そのため、効率的にターゲット層にメッセージを届けるためには、第三者機関が提供し、各媒体を横並びで比較できるメディアデータを利用して、各媒体全体の視聴者数のほかに、ターゲット層がどの媒体をどのように視聴しているのかを把握した上でメディアプランニングをしていくことが重要です。
ニールセン デジタル株式会社は、ニールセン・グローバル・メディアの日本法人として、視聴者分析と広告分析およびメディア分析のソリューションを通じて、お客様のビジネスにおける重要な意思決定を支援するデータ、分析、インサイトを提供しています。製品やサービス、および分析結果のインサイトについては、広告主企業、メディア運営企業、Eコマース企業、広告会社より高い評価をいただいています。ニールセン デジタル株式会社のサービス概要、および会社概要はwww.netratings.co.jp でご覧いただけます。
ニールセンについて
Nielsen Holdings plc(NYSE:NLSN)は、メディア業界の全体的かつ客観的な理解を提供するための世界有数のデータと分析を提供しています。ニールセンはオーディエンスの測定、オーディエンスの成果、コンテンツに関するサービスを通じて、クライアントとパートナーに複雑な問題に対するシンプルなソリューションを提供することで、クライアントの投資や成長戦略の価値を最適化しています。ニールセンは、重複を排除したクロスメディア・オーディエンス測定を提供できる唯一の企業です。ニールセンとクライアントにとって、Audience is EverythingTM であり、ニールセンはすべてのオーディエンスの声が重要であることを保証することに取り組んでいます。
S&P 500企業としてニールセンは、約60カ国で測定と分析のサービスを提供しています。詳細は当社ウェブサイトをご覧ください: www.nielsen.com
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