ログリー、グライダーアソシエイツ社との事業提携領域を拡大し、動画広告への取り組みを推進
2020.02.04
2020.02.04
ログリー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:吉永浩和、以下 ログリー)は、2020年2月より株式会社グライダーアソシエイツ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:杉本哲哉、以下 グライダーアソシエイツ)との事業提携の領域を拡大し、動画を活用したソリューション「Brand Reach Video」を共同で推進してまいります。また、「LOGLY lift Video」において ”ユーザーの動画視聴深度に応じたターゲティングメニュー“ を発表いたしました。
ログリーは2019年10月より、LOGLY lift(*1)とグライダーアソシエイツが提供するcraft.(*2)の在庫連携を中心とした取り組み(https://corp.logly.co.jp/news/20191008/000123)を実施してまいりました。
今回の取り組みでは、両社が保有する以下の動画ソリューションを相互に活用し、広告主のニーズに適した支援を行います。
目次
【1】ブランドの良質なリーチを実現する「Brand Reach Video」
さまざまなリッチフォーマットを採用
動画のみでなく、ロゴや静止画カルーセルの組み合わせなど、フォーマットとしてリッチな表現ができるため、動画視聴とともにサイトへの誘導を促すことが可能。
ホワイトリストやキーワード指定によるターゲティング
ホワイトリストでメディアを指定することはもちろん、キーワードやコンテンツジャンル単位でよりユーザーのコンテキストに合わせた出稿プランニングが可能。
多彩な分析レポート
動画の再生や視聴完了、サイトへのクリックやサイト内の特定の行動を配信メディア別、コンテンツジャンル別、キーワード別で分析することが可能。
【2】パフォーマンス重視型の「LOGLY lift Video 視聴深度ターゲティング」
視聴深度に応じた独自のリマーケティング
動画広告を視聴したユーザーの視聴深度に応じてマークアップ。その後、ネイティブ広告プラットフォーム「LOGLY lift」によって、コンテンツを活用したフルファネルマーケティングを行うことができる。これにより、動画でのリーチ獲得だけでなく、直接的な成果までフォローする施策がワンストップで実現可能。
LOGLY liftオリジナルの優良な配信枠
日本初のネイティブ広告プラットフォームとして出版社、新聞社そしてポータルサイトなど、月間200億インプレッションを超える数多くのプレミアム媒体に導入。そのネットワークを活用した広告枠への動画配信ができ、ホワイトリストに対応することで高品質なプロモーションが可能。
引き続き、両社が持つアセットを最大限活かし、動画を活用したソリューションを共同で推進することでさらな
る価値提供を目指してまいります。
ログリーは今後も、ネイティブ広告プラットフォーム「LOGLY lift」を通して顧客企業のコンテンツマーケティングを支援し、マーケティングにおける課題解決に取り組み、「嫌われない広告」の実現を目指してまいります。
■動画広告の市場動向
オンラインでの動画視聴は、デバイスや通信速度など様々な視聴環境の整備と良質なデジタル動画コンテンツの流通増加により、日常的にユーザーに視聴されるようになっています。また、成長し続けるインターネット広告市場の中でも特に動画広告市場は突出しており、企業の一般的な広告手法として定着しつつあります。
国内動画広告の市場動向調査(※1)によると、2019年の動画広告市場は2,592億円、昨年比141%。2020年に3,289億円、2023年には5,065億円に達すると予測されています。また、動画広告の活用が進むとともに、安心・安全な出稿環境の整備を求める広告主の要望が高まり、その配慮がなされた動画広告商品の需要は大きく増加しています。
動画広告の利用動向に関するアンケート調査(※2)によれば、動画広告予算が2019年に「増えた」という回答の割合は58.3%、2020年は「増える」という回答の割合は61.1%と、今後も成長が見込める市場であると言えます。また、動画広告の効果指標の考え方に変化が見えており、現在活用している動画広告の効果を計測する指標は「リーチ」という回答の割合が53.7%と最も大きいことに対し、今後利用したい効果指標は「ブランドリフト」という回答の割合が最も大きく、次いで「オフラインコンバージョン(店舗来店や購買)」と、単なるリーチや再生完了単価のみで評価するのではなく、動画広告の効果を多角的に分析したいという意向が表れています。
(※1)出典元:国内動画広告の市場動向調査(株式会社サイバーエージェント)
https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=24125
(※2)出典元:動画広告の利用動向に関するアンケート調査(株式会社デジタルインファクト)
https://digitalinfact.com/release200106/
■用語説明
*1 LOGLY lift
2012年に提供を開始した日本初のネイティブ広告プラットフォーム。ログリー独自の自然言語処理技術と機械学習技術を用いて、メディアの文脈にマッチしたコンテンツを広告として配信します。レコメンドウィジェット型とインフィード型のフォーマットをサポートし、メディアの回遊、集客そして収益化を支援しています。媒体主様がコンテンツのレコメンド表示やネイティブ広告を掲載する「LOGLY lift for Publisher」と広告主様および広告代理店様がネットワーク化された広告枠にネイティブ広告を出稿する「LOGLY lift」があります。
*2 craft.
コンテキストマッチ型ブランドアドネットワークcraft. [クラフト]とは、グライダーアソシエイツが2012年から提供を開始したキュレーションアプリantenna* [アンテナ]の運営を通じて培ったパートナーメディア、ブランド広告主とのリレーション、メディア運営のノウハウとグロースさせてきたテクノロジーを活かして開発したサービスです。媒体社向けにはメディアの成長支援および収益支援をおこなう「craft. for publishers」、広告主向けにはブランディングやサイト集客のための良質なアドネットワーク、およびサイト内での回遊、WEB接客機能をもつ「craft. for advertisers」を提供し、生活者に良質なブランド体験を創出します。
*3 LOGLY lift Video
2019年3月より提供を開始した動画フォーマットによる広告ソリューション。出版社、新聞社そしてポータルサイトなど400を超えるメディアに配信可能です。
関連リンク
●ログリー株式会社
●株式会社グライダーアソシエイツ
●ログリー、グライダーアソシエイツ社との事業提携領域を拡大し、動画広告への取り組みを推進