テレビベンチャーのガラポン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:保田歩)は2019年10月30日より、テレビ番組の内容に連動したWEB広告サービス”TriggerAD(読み方:トリガーアド、URL:http://TriggerAD.jp)”を提供開始いたします。
TriggerADとは
全国の全てのテレビ局の放送データを常時監視し、テレビ番組の内容が広告主が指定する条件に合致した場合に、当該放送地域にいる個人に対して、DSPを通じてWEB広告(個人がスマートフォンを利用中にウェブサイトやアプリ上に掲示されるディスプレイ広告)を出稿する仕組みです。
TriggerADの特徴
特徴1:テレビ番組の内容に連動してWEB広告を出稿できます。
特徴2:テレビ番組に登場してからすぐにWEB広告を出稿できます。
(最短で番組開始と同時、最遅でも放送から5分以内)
特徴3:テレビ番組内に登場したシーンの前後の文脈を判断して、ポジティブなシーンであった場合のみWEB広告を出稿することが可能です。
特徴4:WEB広告を既に運用していてターゲットとする属性データ(デモグラフィックデータ)があれば、その属性を踏襲した上で、テレビ番組の内容に応じてWEB広告の出稿エリアや出稿時間を制御することができます。
実際にできることの例
・連続テレビドラマ内でウィスキーを飲むシーンがあったら、当該ドラマの放送中にウィスキーのWEB広告を出稿
・自社の提供番組やインフォマーシャルの放送中に当該放送地域に関連WEB広告を出稿
・ライバル企業の商材がテレビ番組で紹介された時に、自社商材のWEB広告を当該放送地域に出稿
・住宅訪問番組放送中に、太陽光パネルのWEB広告を出稿
どのようなメリットがあるのか
広告主にとって:従来までのWEB広告は接触する対象を属性(性別、年齢など)のみで定義するのが一般的でしたが、テレビ番組の内容に応じてWEB広告の出稿エリアや出稿時間を制御することができます。当該地域内のWEB広告の対象が態度変容した可能性の高い時間にWEB広告を集中投下することで、より低予算でより高い効果が見込めます。
視聴者にとって:個人のテレビ視聴履歴を解析しているわけではないので、自分が視聴していたテレビ番組とWEB広告が完全に連動するわけではありません。しかしながら、偶然、テレビで視聴していた内容と関連性のあるWEB広告に出会う確率が高まります。
2019年10月に実施した実証実験結果
2019年10月に実施した広告主のTriggerADの実証実験では、リターゲティング広告(TriggerADによるWEB広告を過去にクリックした人への同一広告の再掲示)のクリック率が一般的な水準の2倍~10倍と高い数値を記録しました。これは、テレビに取り上げられたポジティブイメージが視聴者の潜在意識に長く残存していることの証左と考えております。
今後、多様な広告主様の広告配信により確固たる成果として業界に発信していく予定です。
仕組みの概要
TriggerADでは予め広告主様より以下3つをご指定いただきます。
1.テレビに登場したらWEB広告を出稿したいと思うキーワード、番組のジャンル、除外キーワードなど
2.WEB広告を出稿する際の属性情報(性別、年齢、ブラウザ種類、デバイス・・・)
3.広告の内容(バナーやリンク先URLなど)
ガラポン社では全国47都道府県のテレビ放送のデータを常時監視し、
広告主の希望する条件のテレビ番組の内容があれば、当該放送があった地域に対して、WEB広告を瞬間的に出稿いたします。
番組全体に影響するキーワードの場合→当該番組の「放送開始」から「放送終了後1時間後」までWEB広告を掲示
放送番組の内容に特定のキーワードがあった場合→「当該キーワード出現時刻」から「当該番組の放送終了後1時間後」までWEB広告を掲示
営業活動
TriggerADのサービス開始を記念して、今年度中に開始したTriggerADの広告掲載運用委託費用をメディアコストの20%ではなく10%に割引させていただきます。
◎ガラポン株式会社は「WE LOVE TV」を合言葉に、
テレビ番組という素晴らしいコンテンツの社会的価値を最大化することで、テレビ文化の発展に寄与したいと考えております。
関連リンク
●ガラポン株式会社
●TriggerADサービス紹介ページ
●ガラポン テレビ番組の内容に連動したWEB広告サービス”TriggerAD”を10月30日より提供開始