フリークアウト、インターネット広告における新たなソリューション「Unified ID 2.0」に対応
2021.08.02
2021.08.02
株式会社フリークアウト(本社:東京都港区、代表取締役:時吉 啓司、以下フリークアウト)は本日、消費者のプライバシー保護に配慮したインターネット広告における新たなソリューションである「Unified ID 2.0」に対応することを発表いたしました。
背景と概要
「Unified ID 2.0」は、広告主やパブリッシャーが保有する消費者のメールアドレスをハッシュ化・暗号化し管理することで安全性を保ち、消費者が自身の情報を管理できるため、3rd Party Cookie等、従来のオーディエンスを識別する方法に代わるIDとして、プライバシー保護に配慮した透明性の高い、インターネット広告における新たなフレームワークを構築する選択肢として注目を集めています。また、「Unified ID 2.0」は、中立性を保つために相互運用可能な非商用オープンソースとして独立した第三者組織によって管理される予定です。
この「Unified ID 2.0」の取り組みの一環として、フリークアウトは、「Unified ID 2.0」に関連する業界団体、事業者と協働することで、広告チャネル全体(コネクテッドTV、ウェブブラウザ、モバイルアプリ、等)を横断した広告キャンペーンにおけるパフォーマンスを分析できるようになり、広告主やパブリッシャーが保有する1st Party Dataを最大限に活用できる、精度の高いマーケティングソリューションの提供を予定しています。
コメント:
The Trade Desk 日本担当ゼネラル・マネージャー 馬嶋 慶
「私たちは、Cookieよりも高度で、消費者中心であり、かつ急速に成長しているコネクテッドTVを含むあらゆる広告チャネル全体で機能する、アップグレードされたIDソリューションを作る絶好の機会にあります。日本の業界においてもUnified ID 2.0は支持されており、フリークアウト様がこの度Unified ID 2.0に対応することを大変嬉しく思います。これにより、パブリッシャーと消費者の双方にコントロールとより高い透明性を提供しつつ、関連性の高い広告の価値交換を維持できます。」
株式会社フリークアウト 代表取締役 時吉 啓司
「フリークアウトは、消費者のプライバシー保護にも配慮したマーケティングソリューションの提供を目指しており、The Trade Desk様と弊社は、消費者が自身でコントロールできる、より優れたIDソリューションの価値提供という信念を共有しています。「Unified ID 2.0」は、あらゆる規模のパブリッシャーがコンテンツの視聴者との信頼を構築・維持できるだけでなく、広告主がリーチしたいオーディエンスにターゲットし、様々な広告チャネルを横断してキャンペーンの効果測定が可能です。今回「Unified ID 2.0」に対応し、この取り組みに参画できることを嬉しく思います。」
今後もフリークアウトは、消費者のプライバシー保護を尊重し、お客様の持続したビジネスの成長に貢献するマーケティングソリューションを提供してまいります。
Unified ID 2.0について
「Unified ID 2.0」は、デジタルフレームワークを用いた次世代のIDソリューションで、まもなくオープンソース化予定です。「Unified ID 2.0」は、The Trade Deskが中心となって開発を進め、媒体社、広告主、テクノロジープロバイダなど業界関係者の幅広い協力を得ている取り組みです。「Unified ID 2.0」は、チャネルやデバイスを横断して関連性の高い広告の「交換価値」を維持しながらも、消費者に高い透明性を提供し、プライバシーへの配慮・コントロールを向上させた、3rd Party Cookieに代わるソリューションです。
関連リンク
●株式会社フリークアウト・ホールディングス
●The Trade Desk, Inc.
●フリークアウト、インターネット広告における 新たなソリューション「Unified ID 2.0」に対応することを発表