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ウェビナーへの参加目的や参加頻度など視聴者の最新動向を調査
ファストマーケティングは、ネットリサーチを利用して実施した『ウェビナー視聴に関する実態調査の結果を発表します。本調査は、事前調査で2020年に入ってからウェビナーに参加したことがあると回答した20代~50代の会社員 351名を対象にしています。また、集計データとしてまとめた全16ページの調査結果レポートを、ファストマーケティングの自主調査レポートページ(https://fastmarketing-pro.com/btob-research-200919/)から、無料でダウンロード提供します。
会社員の7人に1人がウェビナー参加経験あり
事前の調査で2,404名の会社員に2020年に入ってからのウェビナー参加状況を聞いたところ、14.6%が参加経験があると回答しました。およそ7人に1人が参加したことがあるということになります。
コロナ禍以降、ウェビナーに関するメールの案内やプレスリリース、ニュース記事などを頻繁に見かけるようになりました。パソコンやスマートフォンさえあれば、自宅や外出先からでも簡単に視聴できるウェビナーは、情報収集の手段としても、定着しつつあります。
※事前のスクリーニング調査より。
ウェビナーに参加するのは「業務に役立つ情報を知りたい」から
ウェビナーに参加する目的で最も多かったのは「業務に役立つテクニックや技術を学ぶ」で37.9%、次いで「業界や世の中のトレンドを知る」(35.9%)、「製品やサービスの情報収集」(35.0%)となりました。
ウェビナーを通じて何らかのノウハウや知識を得ることで、仕事に生かしたいというニーズが多いことがわかりました。また割合としては低いですが「気分転換や空き時間の有効活用」といった理由で参加する人も、一定割合いるようです。参加者のニーズや目的にあわせて、ウェビナーのコンセプトや内容を検討する必要があるでしょう。
※複数回答可能。
約6割が月に1~2回はウェビナーに参加
ウェビナーに参加する1ヶ月あたりの平均的な頻度は、「1~2回」が63.2%で最も多くなりました。また「3~4回」(25.1%)、「5~6回」(7.7%)、「7回以上」(4.0%)と合計すると36.8%の人は少なくとも月に3回以上はウェビナーに参加しているようです。
ウェビナーは参加も容易なため、従来までのオフラインセミナーよりも参加頻度が高まっていることが予想されます。展示会などもオンライン化が進んでおり、今後もこの傾向は続くことが予想されます。
直近3ヶ月でウェビナーの情報が「増えた」と7割以上が実感
直近3ヶ月でウェビナー開催に関する情報が増えたと感じている人は74.0%(※)と7割以上に上りました。
たしかにメール配信やプレスリリースなどでウェビナー開催の情報を見る機会は増加しています。4月~6月はテレワークへの対応など急な環境変化に追われていた企業も、7月以降はオンライン施策を中心に攻めの姿勢に転じている、という見方もできます。
情報が増加しているということは、選択肢が増える、つまり競争がより激しくなります。あふれるウェビナー情報のなかで、どのようにして付加価値を持たせるかが重要になるでしょう。
※「感じる」「やや感じる」の合計。
約7割が「ウェビナー疲れ」を感じている
ウェビナー開催に関する情報が多すぎて、選ぶのに疲れてしまったり、面倒に感じてしまっている人の割合は70.4%(※)と、こちらも7割を超えました。
毎日大量に届くメールのうち、大半がウェビナーの案内になっていることもあるでしょう。先の結果とあわせると、ユーザーにとっては現在はやや「ウェビナーの情報過多」となっていることが想定されます。
今後、ウェビナーの開催数が増加するならば、ユーザーが必要な情報にアクセスしやすいような仕組みや工夫がより一層重要になるでしょう。
※「よくある」「ときどきある」の合計。
その他の調査結果
半数近くがウェビナーのドタキャン経験あり
約半数が内容がつまらなくて半分も視聴せず退場した経験あり
今年参加したウェビナーで役に立ったと思うのは3割未満
約3割がウェビナーをきっかけとして商談へ発展
ウェビナー経由でサービス導入に至るケースは約3割
調査概要
調査対象:事前調査で2020年に入ってからウェビナーに参加したことがあると回答した20代~50代の会社員 351名
調査期間:2020年9月14日~9月15日
調査手法:インターネット調査・ファストマーケティングにて実施
関連リンク
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