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2020.02.27
2020.02.27
―Dynamic Yield社とソリューションパートナー契約を締結―
株式会社電通デジタル(本社:東京都港区 代表取締役社長:川上 宗一 以下、電通デジタル)は、Dynamic Yield Inc.(本社:ニューヨーク州 CEO:Liad Agmon 以下、Dynamic Yield社)と、ソリューションパートナー契約を締結しました。本契約締結により、デジタルコマース領域においてパーソナライゼーションプラットフォーム「Dynamic Yield(ダイナミックイールド)」を活用したROI改善のためのソリューション提供を開始します。
目次
Dynamic Yield社が開発した「Dynamic Yield」は、AIを活用したパーソナライゼーションプラットフォームです。統合されたオン/オフのユーザーデータをもとに、ウェブ、アプリ、DM、広告などあらゆるコンタクトポイントで、ユーザーの嗜好に合わせたコンテンツの出し分けを行い、最適なユーザー体験の提供が可能です。また、それぞれのコンタクトポイントにかける予算配分の最適化により、マーケティング予算全体に対するROI向上も期待できます。現在、世界有数のEコマースブランドをはじめ、グローバル企業300社以上に採用されています。
電通デジタルは、デジタルコマース領域における事業戦略策定からサイト制作・開発、店頭販促までのあらゆるフェーズで事業支援を行っています。また、施策の実施はもとより投下予算に対するROIを重要視しています。一方で今後のデジタルコマース領域において、ROIを最大化するための最適予算配分を行うためには、多様なユーザーのニーズをきめ細やかに汲み取り、ユーザーとのコンタクトポイントをリアルタイムに最適化することが必須の課題といえます。そこで当社は、あらゆるコンタクトポイントで個別のユーザー体験の提供が可能なプラットフォームを提供し、グローバルで大きな注目を集めるDynamic Yield社とのソリューションパートナー契約に至りました。
電通デジタルの精緻なデータ分析による豊富なコミュニケーション施策ノウハウ、およびワンストップで実現する専門人材を活用し、「Dynamic Yield」を導入したクライアント企業に対して、運用サポートを行います。「Dynamic Yield」を活用したソリューション提供によりユーザーの新たな購買体験の実現を支援します。
今後も電通デジタルは、デジタルコマース領域におけるユーザー体験価値の向上に寄与するパートナー企業との連携を通じて、クライアント企業の事業成長に貢献してまいります。
なお、今回のソリューションパートナー契約締結にあたり、 Dynamic Yield社より以下のコメントを頂いております。
Dynamic Yield Inc. Japan Country Manager Evan Burkosky
「パーソナライゼーションの力を顧客のポートフォリオにもたらす点で、電通デジタルと提携できることを非常に嬉しく思います。 Dynamic Yieldは、世界中の数百の顧客がAI主導のパーソナライゼーションの力を通じて収益を増やすことを支援するための鍵となっており、この力を日本市場にて大きな影響をもたらす機会をもてることを光栄に思います。」
ウェブ、アプリ、DM、広告などあらゆるコンタクトポイントでの個別のユーザー体験の提供が可能なプラットフォーム。データとアクティベーションを同一プラットフォームで保管、管理できることにより、機動的でスピード感のあるマーケティング施策の実施が可能です。2019年3月に、米マクドナルド社の独立子会社となり、同社のドライブスルーにおけるユーザー最適化施策の根幹を担う存在となっています。また、単なる機能的な「出し分け」だけでなく、「ROIを向上する」という観点から有用な機能を数多く有しています。
●株式会社電通デジタル
●デジタルコマース領域においてDynamic Yieldを活用したROI改善ソリューションの提供開始