電通、「声」で企業の経営課題を解決するサービス 「KOELUTION(コエリューション)」を開発
2020.09.18
2020.09.18
目次
音声コンテンツプラットフォームで、社内コミュニケーションのDXを推進
株式会社電通(本社:東京都港区、社長:五十嵐 博)で企業のイノベーション創出を支援する「電通ビジネスデザインスクエア」と、広告の枠を超えて未来づくりの領域をクリエイティビティーでサポートする「Future Creative Center」は、音声×テクノロジーで新しい体験をデザインする株式会社Voicy(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:緒方 憲太郎)の技術提供のもと、「声」で企業の経営課題解決を支援するサービス「KOELUTION(コエリューション)」を企業向けに開発。そのサービスパッケージ第1弾として、音声コンテンツで社内コミュニケーションのDXを推進する「KOELUTION For Inner DX」の提供を開始します。
開発の背景
「経営理念や方針が社員に伝わらない」「現場の声を経営層に届けるチャネルがない」「部門・部署間での情報共有がない」「リモートワークでチーム内のコミュニケーションが希薄」といった、あらゆる社内外のコミュニケーション不全に対し、KOELUTIONは音声プラットフォーム「Voicy」を活用したソリューションを提供します。経営者や従業員自身がパーソナリティーとして音声コンテンツを発信し、実際の「経営者の声」「社員の声」を届けることで、文章だけでは伝え切れない、体温が感じられるコミュニケーションを実現。あえて音声のみとすることで、”ながら聞き”ができる利便性はもちろん、動画よりも気軽に編集でき、文章よりも情報に対する理解度や発信者への親近感を高める効果が期待できます。
「KOELUTION For Inner DX」の概要
KOELUTIONのサービスパッケージの1つとして、社内コミュニケーションのDX推進に特化した音声ソリューション「KOELUTION For Inner DX」を提供します。リモートワークが浸透した昨今、社内コミュニケーション不全は、経営者の課題意識としてよく挙げられる問題であり、企業成長のために従業員エンゲージメント※を向上させることの重要性が高まっています。KOELUTION For Inner DXでは、オリジナルメソッドにより企業の魅力を再発見し、組織課題を解決する具体的な音声コンテンツ企画をはじめとした声の番組表の開発をおこない、チャンネルの立ち上げから運用サポート・定期レポートのご提供まで一貫してサポートいたします。
映像ではなく声だからこそ、複雑な編集が必要なく、スマホで編集が可能。話す側は気軽に収録可能で、聞く側も”ながら”で聴取することができ、リモートワークを導入している企業にも活用いただけるサービスです。
※従業員エンゲージメント
従業員の、会社に対する自発的な貢献意欲のこと。従業員と会社がお互いに貢献し成長できる関係になっているか、双方の絆の強さを表す概念。
<サービスのプロセス>
音声コンテンツ例
■ 「社長・経営の声が聞こえる」理念浸透コンテンツ例
・「創業ストーリーボイス」:創業者の思いや会社の沿革を踏まえ、ミッション・ビジョン・バリューに込めた思いを経営者が紹介
・「経営の副音声チャンネル」:経営判断の裏側や悩みをリアルな声で発信・相談
■ 「従業員の声が聞こえる」ボトムアップコンテンツ例
・「トップランナーズボイス」:ロールモデルとなる社員をピックアップ
・「全国の現場から!拠点の声」:全国各地の生産拠点からお送りする現場紹介
■ 「他部署の声が聞こえる」相互理解コンテンツ例
・「部門紹介トークリレー」:他部署の業務内容を横断的に把握できる部門紹介
・「リフレッシュヒント!」:社員の休み時間を充実させるためのヒント集
KOELUTIONでは今後、社内コミュニケーションのみならず、採用や広報などアウター領域に向けても、「声」を使って経営課題を解決するソリューションサービスを開発していく予定です。
関係各社・部門の紹介
■ 電通ビジネススクエア
顧客の組織課題解決や事業開発などをクリエイティブな視点から推進する、2017年に電通内で創設されたビジネスデザインの専門組織。
公式ウェブサイト:https://dentsu-bds.com/
■ Future Creative Center(フューチャー・クリエーティブ・センター)
企業のまだ見ぬ「飛躍可能性」を描くことで、広告の枠を超えて、未来づくりの領域をクリエイティビティーでサポートする、電通内の専門組織。
■ 株式会社Voicy
所在地:東京都渋谷区円山町20-1
事業内容:「音声×テクノロジーでワクワクする社会をつくる」を掲げる音声市場・ボイステック業界のリーディングカンパニー。1)ボイスメディア「Voicy」の開発運営を行うボイスメディア事業、2)音声による企業のコミュニケーション課題の解決を担う音声ソリューション事業、3)IoT時代の未来の社会を担う音声インフラ事業。