「AbemaTV」において、電通・博報堂DYMPの「プレミアム動画広告配信サービス」の提供開始~広告収益の拡大へ~
2019.03.06
2019.03.06
2019年3月5日、株式会社AbemaTVが運営する無料で楽しめるインターネットテレビ局「AbemaTV(アベマティーヴィー)」は、電通グループ3社が提供する運用型プレミアムインストリーム動画広告サービスである「Premium Viewインストリーム動画広告」と、博報堂DYメディアパートナーズグループ4社が提供する運用型プレミアムインストリーム動画広告サービスである「Brand View Instream Ad」の、両広告配信サービスと接続し、2019年3月中にそれぞれのサービスを介した広告配信を開始すると発表しました。
リリース概要
電通・博報堂DYMPとの連携について
「AbemaTV」では2016年4月の本開局以来、CM配信やタイアップ企画等の広告商品の開発を強化しており、現在はナショナルクライアントを中心とした多くの企業に出稿していただいております。「AbemaTV」の広告はブランドセーフティや、利用者の多い若年層へのリーチ、高い視聴完了率を特長としており、ご好評をいただいております。
この度「AbemaTV」は、配信対象をプレミアムな動画媒体やコンテンツのみに限定した2つの運用型インストリーム動画広告サービス「Premium Viewインストリーム動画広告」(電通グループ提供)、「Brand View Instream Ad」(博報堂DYメディアパートナーズグループ提供)との連携を開始し、広告取引量を増やすことで広告収益の拡大を目指します。「AbemaTV」が純広告以外の広告配信をするのは今回が初めての取り組みであり、まずはオンデマンドサービスである「Abemaビデオ」に接続します。
「Premium Viewインストリーム動画広告」と「Brand View Instream Ad」はいずれも、配信先をプロが制作した品質の高いプレミアムコンテンツを保有するデジタル媒体や、民放テレビ局の動画配信サービスに限定しています。配信先の条件として、「ユーザー投稿型ではなく媒体社によって管理された動画コンテンツであること」と「著作権・肖像権等の法令を遵守した動画コンテンツを配信している媒体であること」と定めているため、昨今インターネット広告業界で懸念されている、アドフラウドや、不適切なサイトやコンテンツに広告が掲載されブランド価値毀損が発生する等の問題を防ぐことができます。これにより広告主企業は自社のブランドを守りながら、それぞれのサービスが提供するDMPのデータを活用することでより効率的な配信が可能になります。
今後の展望
今後も「AbemaTV」は、インターネットテレビ局という全く新しいスタイルの動画サービスとして、ユーザーにとって魅力的なコンテンツ制作や機能開発を行うと共に、広告主企業の課題解決に貢献できるような広告商品の開発に努めていくとコメントしました。
補足情報
「Premium Viewインストリーム動画広告」について
株式会社電通、株式会社電通デジタル、株式会社サイバー・コミュニケーションズのグループ3社が提供する、プレミアムな媒体とコンテンツのみを配信対象とする運用型インストリーム動画広告サービス。
Brand View Instream Ad」について
株式会社博報堂DYメディアパートナーズ、株式会社博報堂DYデジタル、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社、株式会社プラットフォーム・ワン4社の共同開発による、配信対象をプレミアムな動画コンテンツのみに限定した運用型インストリーム動画広告サービス。
「AbemaTV」について
「AbemaTV」は、”無料で楽しめるインターネットテレビ局”として展開する、新たな動画配信事業。2016年4月に本開局し、オリジナルの生放送コンテンツや、ニュース、音楽、スポーツ、ドラマなど多彩な番組が楽しめる約20チャンネルを全て無料で提供し、利用者を伸ばしています。
登録は不要で、スマートフォンやPC、タブレットなど様々な端末でテレビを観るような感覚で利用することができるほか、「Amazon Fire TVファミリー」や「AndroidTV」など主要なテレビデバイスにも対応しています。その他にも、通信量を半分に削減可能な「通信量節約モード」やいつでも見たい番組を何度でも楽しめる「Abemaビデオ」のテレビデバイス対応など、楽しみ方の幅を広げ、利便性を高めるための取り組みも積極的に行っています。
詳細は関連リンクよりご確認ください。