サイバーエージェントのダイナミックリターゲティング広告「Dynalyst」、D2CRの「ART DMP」と連携開始
2019.01.25
2019.01.25
2019年1月24日、株式会社サイバーエージェントのアドテクスタジオは、スマートフォンアプリに特化したダイナミックリターゲティング広告「Dynalyst」において、株式会社D2C R(以下D2C R)が提供するスマートフォン向け広告効果測定データ基盤「ART(アート)DMP(ディエムピー)(※1)」との連携開始を発表した。
概要
連携に至る背景
近年、スマートフォンアプリのダウンロード後に利用が停止した離脱ユーザーを対象に、再度利用を促す目的で配信されるリテンション広告のマーケティング活用が拡大する中、「Dynalyst」は国内最大級の配信プロダクトとして幅広いスマートフォンアプリ企業で利用されている。その一方で、配信連携されるユーザーのデータ管理は、計測ツールや広告主の保有するデータに依存する傾向にあった。
そのような背景のもと、「Dynalyst」は「ART DMP」と連携し、これによって「ART DMP」に蓄積されたユーザーデータを「Dynalyst」の広告配信へ活用可能となる。これまでの計測ツールや広告主の保有データに加え、さらに幅広いユーザーデータによる配信を実現できるという。また、すでに「ART DMP」を導入されている企業はシームレスに「Dynalyst」にて展開することができるようだ。
同社は、「Dynalyst」では、今後も高度なアドテクノロジーを活用し、透明性の高い広告配信を実現するとともに、広告効果の最大化を図っていくとコメントした。
※1:「ART DMP」(http://www.d2cr.co.jp/artdmp/)とは、蓄積、分析されたデータを提携先のDSP・アドネットワークやソーシャルメディア等に提供することでリテンション広告配信等に利用することが可能なデータ基盤。
アドテクスタジオについて
サイバーエージェントグループのアドテクノロジー分野をはじめ、AI・ロボットサービス分野における各サービスの開発を行うエンジニアの横断組織。2013年10月1日に設立し、現在では4つの子会社を包括し、約200名のエンジニアによって、RTB広告を支えるSSPやDSP、AI・ロボットサービス事業などの約20サービスを提供している。
詳細は関連リンクよりご確認ください。