サイバーエージェントとM-Forceがブランドマーケティング領域において協業
2020.08.06
2020.08.06
企業向けに、「9segs」フレームワークを活用し「顧客起点」のブランドマーケティングを包括的に支援
M-Force株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:長 祐、以下M-Force)と、株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田 晋、以下サイバーエージェント)は、ブランドマーケティング領域において2020年8月1日より協業を開始いたしました。これによりサイバーエージェントがマーケティング支援を行う広告主企業に向け、M-Forceが提供するサービス「9segs」を活用することで、顧客起点の本質的かつ包括的なブランドマーケティングによる事業成長支援を行うことをお知らせいたします。
■顧客心理を「顧客起点」で捉える
ウィズコロナ時代により顧客心理と行動が大きく変容していく昨今、企業のブランドマーケティングにおけるさらなるビジネス成長の促進には、顧客理解に基づく「顧客起点」での戦略策定・実行が不可欠と考えます。
この度、『本質的なマーケティングとは、世に流通するすべての「モノ」「コト」「サービス」を顧客視点で捉え、顧客にとって価値があるものへと進化させること』を理念とするM-Forceは、マーケティング戦略により、企業の課題解決およびマーケティング投資対効果の最大化の支援を行うサイバーエージェントの子会社であるサイバーエージェント・ストラテジーと共に、M-Forceの提供する独自のフレームワーク「9segs」を活用しブランドマーケティング領域において協業することに至りました。
これにより、サイバーエージェント・ストラテジーが実務を執り行い、「9segs」を活用しながら、「顧客戦略」に基づき、マス広告から、流通・店頭施策まで、End-to-endで一貫したブランド体験を提供する「包括的なブランドマーケティング戦略」の策定と実行を支援いたします。
なお、「9segs」を活用しての顧客戦略の策定には、CMOかつ経営者としての経験に長けた元マクドナルドCMO 足立 光氏、元西友 執行役員 久野 克宜氏、吉野家 常務取締役 伊東 正明氏の3名が、M-Forceのパートナーに2020年7月より参画しており、「経営とマーケティングを繋ぐ顧客戦略」を可能にいたします。
当社は今後も、顧客起点を軸として経営とマーケティングを繋ぎ、企業の課題解決およびマーケティング投資対効果の最大化に向けた支援を行うとともに、顧客の短期的な売上向上のみならず、ブランドロイヤリティの強化を図り、長きに渡り多くの顧客に「意図的に選ばれるブランド」の構築に努めてまいります。
■今後の取り組み予定
・個別プロジェクトにおける協業
・顧客起点でのブランドロイヤリティを強化する包括的なマーケティング支援に関するオンラインセミナーの開催
「9segs」から導き出す、どのような顧客に(WHO)、どのようなブランドコンセプト(WHAT)を訴求するかという顧客戦略および、顧客戦略を具現化するマーケティング活動(HOW)についてもお伝え予定です。
■9segsについて
9segsとは自社ブランド・競合ブランドを「9つの主要な顧客セグメント」に分解し、顧客情報を戦略的に分析する手法で、数々の企業やブランドで導入され、飛躍的な成長を実現しているフレームワークです。自社ブランド・競合ブランドの顧客情報(デモグラフィックや価値観などの顧客像にまつわる情報、ブランドに対するイメージにまつわる情報、価値観・購買習慣・メディア習慣のような行動情報など)が数値化されるため、どういったアプローチが顧客を動かしビジネスを伸ばしうるのかを精緻に分析した上で、顧客戦略を策定することができます。数値で証明され可視化された顧客戦略は、組織に明確な方向性とフォーカスを与えるため、施策開発・実行フェーズにおいても重要な羅針盤となります。
■関連リンク
●株式会社サイバーエージェント
●M-Force株式会社
●サイバーエージェントとM-Forceがブランドマーケティング領域において協業を開始