アクティブコア、MAセグメント配信に新機能を追加 セグメントごとに異なるレコメンドを配信
2019.12.10
2019.12.10
データ分析・レコメンド・マーケティングオートメーションで企業マーケティングを支援する株式会社アクティブコア(本社:東京都港区、代表取締役社長:山田 賢治、以下 アクティブコア)は、「activecore marketing cloud」(※1)において、メッセージ配信時に対象者に合わせて配信コンテンツを変化させる「MAセグメント配信」(※2)機能のさらなる強化と効果の最大化を実現するため、配信コンテンツに自動でレコメンドを入れ込む新たな機能を提供開始いたします。
これにより、メッセージの一斉配信時に、一人ひとりに最適なレコメンド情報を自動でコンテンツ内に反映させ、メール・LINE・アプリにてメッセージを配信することが可能となります。
目次
activecore marketing cloudセグメント配信図
セグメントに合わせてレコメンドを含めたコンテンツを自動で出し分ける
(※1)activecore marketing cloud:企業内の基幹データやWeb行動ログ、外部データといったマーケティングデータを収集・蓄積・統合・抽出し、AI/機械学習も利用した顧客軸でのデータ分析からレコメンド・マーケティングオートメーションまで一つにつながったクラウドベースの統合型ソリューション。
(※2)MAセグメント配信:「activecore marketing cloud」内に蓄積している顧客属性・行動データに基づいてセグメントを判別し、メール・LINE・アプリでの一括配信時に個人にあわせてコンテンツを出し分けられる機能。
■1回のメッセージ配信で多彩なアルゴリズムを用いたレコメンドの出し分けが可能
一人ひとりに合わせた最適な情報を配信することは、オンラインショップなどの売上アップに大きく関係しています。そのため、最適なコンテンツ(商品や情報)をお薦めできる「レコメンド」機能の利用は、今では一般的になってきています。これまで当社は、AIを活用したレコメンドを始め、独自の多彩なアルゴリズムによるレコメンドを提供してきました。さらにレコメンドをメール・LINE・アプリを通じて配信するレコメンドメール機能も提供し、一人ひとりに合わせたお薦めコンテンツの配信を実現しています。
一方「MAセグメント配信」機能は、「activecore marketing cloud」内のDMPに蓄積された顧客属性、購入履歴、店舗データやアプリ・Webの行動履歴などから分析・抽出されたセグメントに対し、最適なコンテンツを出し分けながらメッセージの一斉配信を行っています。今回本機能において、メッセージ内の指定されたコンテンツ枠にレコメンドを新たに設定することが可能となりました。これにより、1回のメッセージ配信で、コンテンツ内にセグメントごとに異なるレコメンドを自動反映し、一人ひとりに関連性の高いお薦めの商品情報などを差し込んで表示することができるようになります。
例えば、購入回数が同じ顧客であっても、購入したブランドが「スポーツブランド」であるセグメントAには、スポーツブランドの商材に関連したお薦め商品、一方「女性向けブランド」を購入しているセグメントBには、女性向けブランドに関連したお薦め商品をメッセージとして届けることが可能です。さらに購入回数が多い優良顧客においては、レコメンドではなくクーポンを表示するなど、指定枠に設定する内容はセグメントごとに自在に変化させることが可能です。
「MAセグメント配信」のコンテンツにおいて、レコメンドの出し分けも可能となることで、対象顧客への訴求効果を高めるとともに、顧客セグメントの定義後リストは自動更新されるため、配信担当者のメッセージ設定における煩雑な作業の軽減も期待されます。
【販売促進や事業拡大、企業の意思決定や経営支援につながるマーケティングクラウド】
アクティブコアの「activecore marketing cloud」は、企業の事業活動において、ERP(基幹業務システム)やCRM(顧客関係管理)(※3)、DWH(データウエアハウス)(※4)、コールセンターやWebサイトによる企業内データや、その他外部データに対して「データ統合・収集・蓄積・抽出」をするとともに、データ分析(データマイニング)を行い、その結果に、独自のレコメンド機能(特許取得済:特許番号:5669330号)を行います。企業ユーザ(B to B)やコンシューマ(B to C)に対して、広告、メール、DM(ダイレクト・メール)といった手法とSFA(営業支援システム)(※5)を用い、「アクション」を自動化するマーケティングオートメーション(※6)機能により、事業活動支援や営業活動支援を行うクラウドベースのソリューションです。
2015年3月末の提供開始以来、企業のマーケティング基盤として導入(※7)が進み、マーケティングや営業担当者はもちろん、CMO(最高マーケティング責任者)やCEO(最高経営責任者)、COO(最高執行責任者)等の経営層の方々にとっても、販売促進や事業拡大、企業の経営支援につながるマーケティングソリューションとして、期待が寄せられています。
(※3)CRM(Customer Relationship Management): 既存顧客との関係を管理する情報システムやソフトウェア。顧客の属性や行動履歴を記録・管理し、顧客ごとにきめ細かい対応を行いながら、良好な顧客関係を構築し、CS(顧客満足度)を向上させる。
(※4)DWH(Data WareHouse):時系列に蓄積された大量の業務データの中から、各項目間の関連性を分析するシステム。
(※5)SFA(Sales Force Automation):営業活動を支援して効率化する情報システムやソフトウェア。
(※6)マーケティングオートメーション:マーケティングの各プロセスにおけるアクションを自動化するための仕組みやプラットフォーム。
(※7)2015年の提供開始以来、リリース発表したものだけでも以下の企業に導入されました。