コンテンツマーケティングを行えるのはWEBサイトだけじゃない!?
2020.04.06
2020.04.06
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目次
コンテンツマーケティングを行うことができる媒体とは?
コンテンツマーケティングといえば、Webサイトやブログを思い浮かべる方が、多いのではないでしょうか。でも、実はコンテンツマーケティングの媒体は、特に決められている訳ではないのです。
コンテンツマーケティングを定義したのは、アメリカのコンテンツマーケティングインスティチュートです。しかし、その定義にはどんな媒体で行うべきかは言及されていないため、コンテンツマーケティングは特定のメディア手法ではないことが分かります。
ちなみに、コンテンツマーケティングで使われているプル型のマーケティング手法は、デジタルマーケティングになってから登場したわけではありません。言葉は違いましたがコンテンツマーケティングと同様の手法は、はるか以前から使われています。
1895年にアメリカの農機具メーカーは、農業のノウハウを掲載した雑誌は、顧客に役立つ情報提供のための雑誌でした。また、タイヤメーカーであるミシュランが1900年に発行したグルメ情報のミシュランガイドも、車で遠くまで出かけるきっかけを提供するものでした。
コンテンツマーケティングの媒体を変えると成果にどのような違いが出るの?
そしてデジタルマーケティングにおいて、コンテンツマーケティングに使う媒体は18種類ほどもあります。それぞれの媒体には特徴があるため、どのような使い方が向いているのかは異なります。
コンテンツマーケティングには、見込み客を引き寄せる段階、見込み客を獲得する段階、関係を深める段階、行動を促す段階、リピーター化する段階など、異なるプロセスがあります。
それぞれのプロセスで、適切なコンテンツによるアプローチが必要です。それぞれの媒体は、どのようなコンテンツマーケティングの施策に適しているのか、成果にどのような違いが出るのか、主な媒体の使い方についてご紹介します。
ブログ(blog)
ブログは、広く一般的に使われている情報記事の媒体です。独自ドメインブログと無料ブログがあります。企業が情報記事を発信したい時の媒体としても、よく利用されています。
消費者購買プロセスのAttention(認知・注意) を広げるため、文字数の多い情報記事を発信するのに適しています。顧客の求める情報を定期的に更新することができれば、顧客が企業を発見してくれるでしょう
独自ドメインブログは自社独自のブログであり、無料ブログにはAmebaブログ、ライブドアブログ、FC2ブログなどがあります。
無料ブログはすぐに利用を始めることができますが、デメリットもあります。運営会社のシステムを借りる形になるため、アクセス解析などが思うように行えません。
また、無料ブログは無料の代わりに他社の広告が表示されることもあり、ブランディング向上には適していません。断りもなくサービスが終了する場合があるのも、大きなリスクです。
SNSは、インパクトのある内容を広く拡散させることができる媒体です。手軽に始めることができるのも魅力です。
消費者購買プロセスのAttention(認知・注意)を広げるのに、適しています。アイディアしだいでは、少ない手間で認知度アップを実現することができます。
しかし、すべて既存のサービスでアカウントを取得して利用するため、文字数制限など自社都合では変えられない多くの規制があります。また、運営母体がルール変更や運営中止を決めた場合に、コンテンツが無駄になるという危険性も考えられます
そのためコンテンツマーケティングのメイン媒体ではなく、補助的な媒体や誘導媒体として使われるケースも多いです。例えば、Instagram(インスタグラム) でインテリア写真を発信して、ブログ媒体などのURLに誘導するなどの使い方もできます。
ランディングページ(LP)
ランディングページ(LP)は、ブログで自社を認知してくれたユーザーなどに向けて、特化した情報を掲載する媒体です。Webサイトのように総合的な情報ではなく、1つの商品や1つのサービスに特化して使用します。
認知から一歩進んだ、検討段階にあるユーザーに向けた情報を、掲載するための媒体です。
ほとんどのランディングページ(LP)には、メールアドレスを登録するフォームがあります。メールアドレスを登録すると、ユーザーがとても知りたいと思うノウハウを掲載したPDFデータを、無料でダウンロードできるシステムになっているケースが多いです。
ランディングページ(LP)を使うことで、ユーザーのメールアドレスを獲得して、ユーザーとの関係を一段階進めることができるようになります。
ニュースレター
ニュースレターというのは、一般的にはメールマガジンのことです。メールマガジンも、検討段階にあるユーザーに向けた情報を掲載するための媒体です。
コンテンツマーケティングは基本的に受け身の姿勢ですが、メールマガジンは一度ユーザーが登録すれば自動的に配信されるため、攻めの要素もあります。
顧客とのエンゲージメントを高めることができるツールとして、多くの企業に使われています。ただしメールマガジンの配信が多すぎる場合や、興味が持てない内容ばかりだと、逆効果になることもあるため注意が必要です。
Webセミナー(ウェビナー)
自社に興味を持ってくれた顧客に対して、比較検討段階の資料を提供するための媒体です。商品の詳しい内容やサービスのメリットなどを、Web動画やリアルタイム配信などで公開します。
顧客により詳しく自社や自社の商品を知ってもらい、購入段階に進んでもらうことを目的としています。
その他
自社や自社の製品に興味を持ってくれたユーザーには、導入事例や具体的な活用法をまとめた資料をダウンロードしてもらうのも有効です。自分で使ったときをイメージしやすくなるように、写真やイラストを多く使った具体的な内容にします。
また、専門家に自社製品についてのインタビューを行ったものを配信して、信頼性を高めるのも有効です。特に信頼性が必要な商品や、良い製品かどうかの判断が難しい商品などの場合に向いています。
記事提供:デジマナ
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