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ベーシック、マーケターのキャリアに関する調査結果を発表 マーケターの5割が自分の仕事の自動化に不安、8割がマーケツールを使いこなすことが重要スキルであると回答

時計2020.04.07

更新2020.04.07

BtoB のWeb マーケティングツール「ferret One」を提供する株式会社ベーシック(本社:東京都千代田区、代表取締役:秋山勝、以下ベーシック)は、2020年2月9日~22日、マーケティング担当者434名を対象に、マーケターのキャリアについて調査を実施しました。
今回の調査では、マーケターのスキル向上意欲の高さと、その裏にある今後のキャリアへの不安が垣間見える結果となりました。
ベーシック、マーケターのキャリアに関する調査結果をベーシックが発表

目次

■調査サマリー

1.6割が【現在の業務の中で】マーケティングに関連する知識・スキルを向上できていると回答し、9割が【今後も】学ぶ機会を持ちたいと回答。
2.7割が、これから業務に関係する資格を取得したいと回答。取得したい資格のトップ3 はGoogle アナリティクス個人認定資格(GAIQ)、ウェブ解析士、マーケティング検定。
3. マーケ担当者の5割が「自分のやっている仕事が自動化されていく不安がある」と回答。
4. 8割が「マーケターにとってBI ツールやマーケツールを使いこなすことは、重要なスキルのひとつ」と回答。一方で、7割が「BI ツールやマーケツールを業務の中で使いこなせていない」と回答。5割が「苦手意識がある」。
5. 3割が「BI ツールやマーケツールのユーザーコミュニティ、勉強会/分科会に参加したことがある」と回答し、そのうち9割が「今後も参加したい」と回答。これまで参加したことはないと回答した者も、7 割が「今後機会があれば参加したい」と回答。
6. 7割が「マーケティングのキャリアにおけるロールモデルになる人がいない」と回答。
7. キャリアへの課題感は「知識・スキルのアップデート」についての回答が目立つ。
8. 5年後、10年後のキャリアはジェネラリスト志望が4割。

■調査結果

1.6割が【現在の業務の中で】マーケティングに関連する知識・スキルを向上できていると回答し、9割が【今後も】学ぶ機会を持ちたいと回答。

ベーシック、マーケターのキャリアに関する調査結果をベーシックが発表
ベーシック、マーケターのキャリアに関する調査結果をベーシックが発表
マーケ担当者に「【現在の業務の中で】マーケティングに関連する知識・スキルを向上できているか」ついて聞いたところ、65.0%が「とても当てはまる」または「どちらかというと当てはまる」と回答しました。
また、「【今後も】学ぶ機会を持ちたいか」については93.3%が「とても当てはまる」または「どちらかというと当てはまる」と回答し、スキル向上意欲の高さを考察できました。

2.7割が、これから業務に関係する資格を取得したいと回答。取得したい資格のトップ3はGoogleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)、ウェブ解析士、マーケティング検定。

ベーシック、マーケターのキャリアに関する調査結果をベーシックが発表
「今は持っていないが、これから取得したい資格があれば教えてください」という質問に対して、68.9%が何らかの資格を回答しました。
取得したい資格は「Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)」が21.9%、「ウェブ解析士」が17.7%、「マーケティング検定」が17.3%と、ツールに紐づいた資格に関心がある担当者が多いことがわかりました。

3. マーケ担当者の5割が「自分のやっている仕事が自動化されていく不安がある」と回答。

ベーシック、マーケターのキャリアに関する調査結果をベーシックが発表
「自分の今やっている仕事が自動化されていく不安」について聞いたところ、45.6%が「とても当てはまる」または「どちらかというと当てはまる」と回答しました。また、回答を「管理職以外」に絞ると、52.2%が「とても当てはまる」または「どちらかというと当てはまる」と回答しており、実務を行なっている担当者レベルでは、不安がより強いことがわかりました。

4. 8割が「マーケターにとってBIツールやマーケツールを使いこなすことは、重要なスキルのひとつ」と回答。一方で、7割が「BIツールやマーケツールを業務の中で使いこなせていない」と回答。5割が「苦手意識がある」。

ベーシック、マーケターのキャリアに関する調査結果をベーシックが発表
ベーシック、マーケターのキャリアに関する調査結果をベーシックが発表
ベーシック、マーケターのキャリアに関する調査結果をベーシックが発表
「マーケターにとってBI ツールやマーケツールを使いこなすことは、重要なスキルのひとつであると思いますか」という質問には、84.8%が「とても当てはまる」または「どちらかというと当てはまる」と回答しました。
一方で、「BIツールやマーケツールを業務の中で使いこなせているか」という質問には、74.7%が「どちらかというと当てはまらない」または「まったく当てはまらない」と回答し、50.9%が苦手意識を感じていると回答したことから、重要であると認識しながらも、使いこなせていない担当者が多いことがわかりました。

5. 3割が「BIツールやマーケツールのユーザーコミュニティ、勉強会/分科会に参加したことがある」と回答し、そのうち9割が「今後も参加したい」と回答。これまで参加したことはないと回答した者も、7割が「今後機会があれば参加したい」と回答。

ベーシック、マーケターのキャリアに関する調査結果をベーシックが発表
ベーシック、マーケターのキャリアに関する調査結果をベーシックが発表
ベーシック、マーケターのキャリアに関する調査結果をベーシックが発表
「BI ツールやマーケツールのユーザーコミュニティ、勉強会/分科会に参加したことはありますか」という質問には30.0%が「はい」と回答し、そのうち90.0%が今後も参加したいと回答しました。
また、これまで参加したことがないと回答した人のうち71.1%が、今後機会があれば参加したいと回答しました。

6. 7割が「マーケティングのキャリアにおけるロールモデルになる人がいない」と回答。

ベーシック、マーケターのキャリアに関する調査結果をベーシックが発表
「マーケティングのキャリアにおけるロールモデルになる人がいるか」という質問には、71%が「いいえ」と回答しました。

7. キャリアへの課題感は「知識・スキルのアップデート」についての回答が目立つ

この先のキャリアについて感じている課題感を聞いたところ
新たな施策、トレンドに遅れずついていける手立てが必要と感じています。(40代・マネージャー)
やっていることがルーティーン化していて、今後のキャリアにいかせるスキルが伸ばせていない(40代・マネージャー)
新しいツールが次々と増えていくので覚えるのが大変(30代・マネージャー)
スペシャリストになりたいが、1人であれもこれも担当していると広く浅い知識になりそうな危機感はある。(30代・マネージャー)
10年後にも、時代に即した働きができるのかどうか不安である(40代・一般社員)
知識の恒常的なアップデートに追いつけなくなることへの不安(40代・一般社員)
ツールも含め移り変わりが激しいので、そこに敏感であること(30代・一般社員)
広く浅くなので専門性が低い(30代・一般社員)
数年で今身につけているスキルが役に立たなくなる(20代・一般社員)
事業会社のマーケターで、代理店に多くの業務を任せていると自分の身になるスキルが身についている気がしない(20代・一般社員)
どんどん進化する技術についていけるかどうか(20代・一般社員)
といった回答を得ました。

8. 5年後、10年後のキャリアはジェネラリスト志望が4割。

ベーシック、マーケターのキャリアに関する調査結果をベーシックが発表
5年後、10年後のキャリアの希望については、44.2%が「ジェネラリスト志望」と回答。続いて、21.0%が「マーケター以外のキャリアを進む」と回答しました。

■分析コメント(株式会社ベーシック SaaS事業部 マーケティング部長 川鍋裕輔)

(株式会社ベーシック SaaS 事業部 マーケティング部長 川鍋裕輔
AIやRPAなどの業務を自動化するツールや技術の進化が加速している昨今において、Webマーケターもおよそ2人に1人が自身の業務の自動化に不安を感じているという結果が明らかになりました。
その不安を解消するためか、資格取得への意欲やコミュニティへの参加、デジタルマーケツールの習得に関しては多くのマーケターが意欲的に考えており、マーケターとしてより高度で複合的なスキルの習得に取り組もうとしている姿勢が見て取れました。
労働人口が減少し「一人あたりの生産性」が重要視される中、ツールによって代替されていく分野はあるものの、施策の全体像を設計しながらツールを使いこなせる人材は必要不可欠なはずです。マーケターとして「各種ツールを使いこなせるようになる」スキルは今後より重要視されるでしょう。
一方で、身近に自身のロールモデルとなる存在がいない人が多く、マーケターのキャリアパスについては、より多くのケーススタディや情報の発信が必要なのかもしれません。
—————————————————
<調査概要>
対象者:ferret 会員マーケティング担当者434 名
調査期間:2020年2月9日~2月22日
調査方法:「ferret」会員アンケート(Web)
詳細レポート:https://go.aws/2xUWeTq
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■『ferret One』について

https://ferret-one.com/
ferret Oneは、企業が行うBtoBマーケティングの効率化を目指すWebマーケティングツールです。
誰でも簡単にページのレイアウトや編集ができるCMS 機能で、これまで外注にかかっていたコストをカット。複数のツールをまたがずに、メールマーケティングやLP制作など必要な施策実行できる環境の提供と、BtoBマーケティングの戦略サポートにより、マーケティング担当者の業務を改善します。
ferret Oneではこれからも「BtoB マーケティングの成果をあげたい」「新規事業のBtoBサイトをリーンに立ち上げたい」「サイトをリニューアルしたい」といった要望をお持ちの企業様に対して、売上につながるサイト改善と、マーケ施策が簡単に実行できるWebマーケティングツールを提供し、実績に基づいたノウハウでサポートしてまいります。
株式会社ベーシック ferret One

■株式会社ベーシックについて

「問題解決の集団として、情熱を妨げる世の中のあらゆる問題解決をやり抜き、多種多様な企業が強みに集中できる世界を創造する」をミッションに掲げ、Web マーケティング分野とメディア分野でインターネット事業を展開するテクノロジーカンパニー。企業が直面するWebマーケティングに関する知識やリソース不足の問題を解決するため、BtoBのWebマーケティングツールツール「ferret One」やWebマーケティングメディア「ferret」、フォーム作成管理ツール「formrun」、事業者と個人のより良いマッチングの機会を提供する「フランチャイズ比較ネット」「留学くらべーる」等のメディア事業を展開。

関連リンク

株式会社ベーシック
マーケターの5割が自分の仕事の自動化に不安、8割がマーケツールを使いこなすことが重要スキルであると回答 〜マーケターのキャリアに関する調査結果をベーシックが発表〜

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