バレンタインデーにインストール数が一番多いアプリは、「動画ストリーミング」！？

モバイルマーケティング分析プラットフォームであるadjust（アジャスト）株式会社（https://www.adjust.com/ja）は、バレンタインデーに向けて、2021年2月14日のアプリのインストール数を2月または他の月と比較するとともに、新型コロナウイルス感染症の影響でニューノーマルな時代において変化しているバレンタインデーの過ごし方を発表します。

2月14日のバレンタインデーは、愛すること、そして愛する人たちを祝う日です。新型コロナウイルス感染症が流行する以前は、カップルはレストランでロマンチックなディナーを楽しんでいましたが、各国政府によるロックダウン（都市封鎖）やソーシャルディスタンスの要請によって、家で過ごすことを余儀なくされています。しかしながら、「動画ストリーミング」、「フードデリバリー」、「レシピアプリ」など、バレンタインデーを素敵に過ごすことをサポートするアプリも数多く誕生しました。Adjustのデータによると、2月14日のバレンタインデーの全アプリカテゴリーにおけるインストール数は、2月全体の平均と比べてグローバルで8.7%増加していることが判明しました。

新しいバレンタインデーの過ごし方①：家で2人のお気に入りのレストランの料理を食べながら、好きな動画を見る

2021年の2月14日の、動画ストリーミングアプリのグローバルインストール数は、2月の平均と比較し43%増加しました。セッション数も18%増加し、多くの人が家でバレンタインデーに動画を見ることがコロナ禍において主流であることが分かりました。

また、フードデリバリーアプリも、インストール数は33%増、セッション数は19%増となり、お気に入りのレストランの味を「密」を避けながら楽しんでいることも伺えます。クッキングアプリも人気アプリの一つとなっており、同月におけるレシピアプリのインストール数は平均で16%増、セッション数は20%増を記録しました。

新しいバレンタインデーの過ごし方②：シングルの人はパートナーを探すのに絶好の日であることが明らかに

Adjustのデータによるとバレンタインデーは、カップルのための日というだけにとどまらずシングルの人にとっては、新しい人との出会いを探す絶好の機会であることが分かります。2021年のバレンタインデーにおけるマッチングアプリのインストール数は全世界で月平均よりも14%高く、セッション数が5%増加しました。

新しいバレンタインデーの過ごし方③：オンラインショッピングを楽しむ

バレンタインデーは、愛する人に贈り物をあげたり、自分を大切にするために自分自身に何かを買ったり、バレンタイン限定のプロモーションやセールを利用したりすることが慣例になっています。2021年の2月14日は、ショッピングアプリのインストール数が月平均より9.5%高く、セッション数が3%増加しました。このことは、マーケターにとって、バレンタインデーはEコマースアプリの商機になりうることを示しています。

Adjust、日本ゼネラルマネージャー、佐々 直紀

バレンタインデーの2021年の支出額は218億ドルで、最大の購入経路は「オンライン」だったと言われています。今年のバレンタインデーでは、売上も昨年と同じ傾向を示すことが期待されています。この機会を最大限に活用し、インストールやエンゲージメント、ROIを拡大させるには、様々な種類の割引や値引き、無料サンプル、販促用にセール品を利用することをお勧めします。サブスクリプションモデルを通じて収益化するアプリの場合、例えばその日に「プレミアムサービス」を無料提供することもできます。Eコマースアプリなら、ぎりぎりになって買う人に即日配送を訴求することが効果的であることがわかっており、フードデリバリーアプリの場合は、無料配達が差別化要因となります。Adjustを活用されているアプリマーケターの皆様がより効率的に顧客拡大できるようご支援ができれば幸いです。

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