EVERRISE、CDP「INTEGRAL-CORE」、OMO実現のためのシングルカスタマービュー(SCV)機能を実装
2019.11.26
2019.11.26
企業内に散らばる顧客マスタデータを名寄せ・統合。1to1マーケティングを実現
デジタルトランスフォーメーション(DX)のためのテクノロジー支援を行う株式会社EVERRISE(本社:東京都港区、代表取締役:倉田宏昌)は、自社開発した顧客データ活用のための次世代データベースエンジンCDP「INTEGRAL-CORE(インテグラルコア)」について、「シングルカスタマービュー(SCV)」機能が新たに実装されることをお知らせします。企業内でバラバラになっている複数の顧客マスタデータの名寄せ・統合が可能になります。(オフィシャルサイト:https://cdp-integral.com/)
目次
CDP「INTEGRAL-CORE」(インテグラルコア)とは
CDP(=次世代DMP)とは、オンライン上の行動履歴、広告データ、オフライン実店舗での行動データなどを収集・統合し、顧客ひとり一人の姿を可視化するデータ基盤です。
広告配信などアクションの最適化、顧客理解、顧客体験向上(CX向上)、新しいビジネスモデル構築を進める上でハードルになる「データのサイロ化」を解決します。
【INTEGRAL-COREの特徴】
- セグメントではなく「個客」単位の管理
- リアルタイム高速処理で顧客の「今」を捉える
- 様々な外部ツール(BI、MA、LPOなど)と柔軟に連携可能
シングルカスタマービュー(SCV)機能について
オンライン/オフライン上での行動データなどから顧客の姿を可視化させるためには、ベースとなる顧客の基本情報データ(マスタデータ)を整える必要があります。
しかし、企業が持つ顧客マスタデータは複数存在しているケースが多く、データの種類や書き込み方が統一されていないことで一つにまとめることが難しくなっています。
※Prefix設定では基本項目以外の「カスタム」属性種別の作成が可能
※Prefix設定では名寄せ時のデータの書き込み方の規則について設定可能
SCVは、複数の顧客マスタデータをまとめあげ、保有するデータを無駄にすることなく「1人の顧客像」の構築を実現する機能です。
リストから1人の顧客を絞り込み、その顧客にひもづいた購買情報や自社サイト内での行動データ(トランザクションデータ)を確認できます。
ケーススタディ:複数ブランドをもつアパレル企業
【状況・課題】
- ブランドA、ブランドB、本店、ECサイトそれぞれで顧客マスタデータが存在
- それぞれのマスタで表記などがバラバラ。欠けている場合もある。
- 全体で一つのマスタにまとめて、本店で管理したい。複数マスタに存在する顧客のデータは名寄せ・統合したい
【SCVを利用すると…】
- 名寄せ統合、さらにデータ表記が統一された、一つのマスタで管理が可能に
- ブランド・チャネル(販売ルート)をまたいだ顧客分析、マーケティングへの活用が可能に(全社横断でのLTVの可視化)
- トランザクションデータ(購買履歴、ECサイト・ブランドサイトでの行動履歴など)とあわせて分析することで、より深い顧客理解が可能に
関連リンク
●株式会社EVERRISE
●【機能追加】CDP「INTEGRAL-CORE」、OMO実現のためのシングルカスタマービュー(SCV)機能を実装