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ネイキッド(何も着ていない)・ドリンクをドレスアップしていくビジョンと、ビッグデータ活用のアプローチ
ドリンク上にメディアを展開するRipples(リップルズ:イスラエル本社)が、ベブトップ・メディア(ドリンク上のメディア)のコンセプトと、その広がりを加速させるビッグデータ活用のサービスを発表。表面の泡が白いまま提供されるドリンクを、ネイキッド(何も着ていない)・ドリンクと命名し、ドレスアップしていくことによって新しいコミュニケーションやブランディングの機会を創造していきます。
コーヒー(カフェラテなど)やビール、カクテル、ミルクシェイクといったドリンクの表面は、白いまま提供されるのが一般的です。しかし、実はそのドリンクの表面は空白のキャンバスであり、新たなコミュニケーションを生むことのできるベブトップ・メディア(ドリンク上のメディア)としての大きな可能性が秘められています。
誰もがデジタル画面をのぞき込んでいる今日では、消費者の注意を引くために様々な企業が奔走しています。一方で、目の前にドリンクが置かれると、どんな人も手を休めてそちらに視線を移すはずです。この貴重な一瞬が日本中で、そして世界中で日々数えきれないほど起きているにも関わらず、活用されていませんでした。
リップルズは、このような状況を「ネイキッド(何も着ていない)・ドリンク」の罠と呼んでいます。これまではこのネイキッド・ドリンクの罠から逃れる術がなく、ブランディングやコミュニケーションにおいて大きな機会が失われてきました。
ベブトップ・メディアは100%天然由来成分のインクを使って、ネイキッド・ドリンクをドレスアップし、これまでは素通りされていたドリンクが、携帯カメラの撮影対象へと変身します。その結果リピートの需要を呼び起こすのはもちろん、店舗を訪れる消費者が突然ブランディングを強力にサポートしてくれるインフルエンサーの集団へと変貌します。
ベブトップ・メディアはリップルメーカー(AMまたはPM)というIoT機器によってつくられています。リップルメーカーAMはコーヒー抽出物を使って、表面に泡のあるコーヒーやカクテル、ミルクシェイクなどの上に驚きや感動を提供するメディアをもたらします。リップルメーカーPMはモルト抽出物を使ってビールの泡にもメディアをつくりだします。リップルメーカーは、リップルズ・クリエイティブチームによって常に新しいコンテンツが搭載されていると同時に、ユーザーはオリジナルコンテンツをアップロードすることもできます。
上記ベブトップ・メディアのコンセプトに加え、リップルズは新しくビッグデータ解析のサービス提供を一部の顧客に対して開始いたします。このサービスによりリップルズを利用するブランドは、ドリンク上のどのようなコンテンツがSNSでどれくらい拡散されたかを把握できるようになります。更に消費の現場において、どのようなコンテンツが売上アップにつながるかを提案することが可能になります。
このサービスでは、下記のようなレポートの提供を含みます。
リップルズのCEOであるYossi Meshulamは、下記のようにコメントしています。
「4年前にリップルズを本格的に展開しはじめてから、我々のプラットフォームが浸透していくスピードには正直驚いています。今日では、大小様々な規模の企業や店舗が世界中でリップルズを活用しています。リップルズとベブトップ・メディアの展開が広がっていくことにより、我々は膨大な量のデータを入手し解析することができるようになりました。結果として培った知見を、我々のお客様にもツールとして提供することを決定しました。今後更にマーケティングやその他の活動に生かしていただければ幸いです。」
●Ripples株式会社
●Ripples™(リップルズ)が革新的なベブトップ・メディアのコンセプトに加え、ドリンク売上及び顧客満足度を向上させるビッグデータを活用したサービスを発表。