フラーのアプリ分析プラットフォーム「App Ape」、Gunosyに導入
2019.10.07
2019.10.07
〜スマートフォンユーザーの分析にライフログデータを活用〜
フラー株式会社(本社:千葉県柏市、代表取締役:渋谷 修太・櫻井 裕基、以下「フラー」)は、このたび株式会社Gunosy(本社:東京都港区、代表取締役CEO:竹谷 祐哉、以下「Gunosy」)に、 アプリ分析プラットフォーム「App Ape(アップ・エイプ)」(以下、App Ape)をご導入いただきましたことをご報告いたします。
目次
「Gunosy Tech Lab」でApp Apeのスマートフォンライフログデータを活用した分析を開始
Gunosyが2019年3月に設立した「Gunosy Tech Lab」は、IoTや5Gが発展する近未来に向けたデータ活用の促進と情報推薦を研究する専門組織として活動しています。同Labがスマホユーザーの分析・研究を行うに当たって、フラーはユーザーからの許諾を得た上で蓄積・保有する、国内最大級のスマートフォンライフログから推計したスマホの利用状況を、ツールだけでなくAPIなどのデータとして提供。生活者の理解に向けた支援・協力を展開していくこととなりました。
Gunosy Tech Labでは、機械学習を主軸とした技術を駆使し、O2O 施策へのデータ活用や、ターゲット層の異なるアプリ群のデータをIoT×AI などスマホ領域以外の分野で生かす研究と諸課題の解決を目指しています。
フラーは、ユーザーからの許諾を得た上で蓄積・保有する国内最大級のスマートフォンライフログデータをもとに、App Apeを中心としたアプリ市場分析サービスや、調査、広告に関するサービスを提供しております。成長しつつあるアプリの分析や、特定のターゲット層の動きなどストアには無い独自の推計データを提供することで、Gunosy Tech Labでの分析・研究への寄与を目指します。
データ提供の仕組み
昨今、ビッグデータを加工し利用しやすいフォーマットに加工するためにETLの処理が一般的となっております。これを実現するためには、Hadoopなどの分散処理のフレームワークを利用します。これら分散処理のフレームワークは、読み込み元としてAWS S3やGoogle Cloud Storageなどのクラウド・ストレージを利用します。
この度、App ApeのデータをJSON形式のデータフィードとして、定期的にクラウド・ストレージへエクスポートする機能に対応しました。ビッグデータとして加工しやすいフォーマットと仕組みで、Gunosyのデータ基盤と連携しております。App Apeダッシュボード上に表示しているデータの提供から始め、その他の指標へと拡大し、さらなる研究分野へと広げていく予定です。
Gunosyについて
Gunosy は「情報を世界中の⼈に最適に届ける」を企業理念に掲げ、情報キュレーションアプリ「グノシ ー」、KDDI 株式会社と共同で提供する、ニュース配信アプリ「ニュースパス」、女性向け総合情報アプ リ「LUCRA(ルクラ)」等のメディアの開発・運営をしています。また、これらのメディアを通じたメ ディア事業のほか、「Gunosy Ads」や「Gunosy Ad Network」等のアドテク事業も行っています。
App Apeとは?アプリユーザーを最も理解できるサービス
App Ape(アップ・エイプ)は、スマホアプリの実利用データを提供する、国内No.1*のアプリ分析サービスです。(*Fastask調べ)
テレビにおける視聴率情報のスマホ版のような位置付けで、どのアプリがいつ・誰に・どのくらい使われているかといったデータをご覧いただけます。
スマホアプリの実利用データに加えて、ストア情報や属性情報など横断的なデータを提供しており、市場・競合調査を始めとするアプリの企画・マーケティングに 幅広くご利用いただけます。
アプリ開発会社や広告代理店・金融機関など、アプリに関わる法人・個人様にご活用いただいています。国内のみならず世界7カ国のデータにも対応しており、これまでに国内外で5,000社以上の企業様にご利用いただいております。
App Apeの詳細ページ:https://ja.appa.pe/