大日本印刷とソネット・メディア・ネットワークス ヘッダービディングによる広告配信に対応し、媒体社の広告枠の買付拡充を支援
2019.09.27
2019.09.27
9月26日より「Logicad for Publishers」、「DNP BookAD for Publishers」が対応
大日本印刷株式会社(以下:DNP)とソネット・メディア・ネットワークス株式会社(以下:SMN)は、両社が広告主の要望に合わせて最適な広告枠の買付とプランニングを支援するサービス「Logicad for Publishers」(LFP)と「DNP BookAD for Publishers」(BFP)において、オープンソースプログラムである「Prebid.js」*によるヘッダービディングでの広告配信に対応します。
概要
ヘッダービディングは、複数の広告配信企業(ビッダー)の間で公平に入札を行い、最も高い価格で入札された広告を優先的に広告枠へ提供し、配信する仕組みです。LFPとBFPがヘッダービディングに対応したことで、LFPとBFPが持つ広告枠がヘッダービディングの対象になり、媒体社が持つ広告枠への提供機会を向上させることができます。
LFPとBFPの「ヘッダービディング」対応のイメージ
①Prebid.jsに対応しているWebサイトにユーザーが訪れ、広告リクエストが発生する。
②ビッダー各社で入札が行われ、落札案件情報が媒体社のアドサーバーに送られる。
③アドサーバー内で、②の落札案件とアドサーバー内の案件で入札が行われる。
④最終的に落札された案件がWebサイトの広告枠に配信される。
LFPおよびBFPのヘッダービディング対応開始のメリット
複数の広告配信企業(ビッダー)が公平に入札を行い、最も高値で入札された広告へ優先的に広告枠を提供して配信するヘッダービディングは、媒体社が最も高い単価で広告枠を提供できるため、収益改善につながるソリューションとして大手メディアを中心に導入が進んでいます。今回、LFPとBFPが、ヘッダービディングへの対応を開始することで、広告主および媒体社に以下のメリットが生まれます。
広告主となる企業のメリット
LFPとBFPのヘッダービディング対応によって、広告主各社はSMNとDNPの広告主向けのプラットフォーム「Logicad」、「DNP BookAD」を介して、直接、ヘッダービディング対象の広告枠としてLFPおよびBFPへの入札が可能になり、広告の配信機会の向上が期待できます。また、優良な雑誌起点のWebサイトなど、配信対象となる媒体社を限定しているため、広告主各社の商品やブランドイメージに沿った広告枠を確保し、ブランド価値等の毀損を防ぐことができます。
媒体社のメリット
今回のLFPとBFPのヘッダービディング対応により、媒体各社の競争入札機会が増えることになります。これによって、広告入札の機会の公平さが高まるため、媒体各社は自社サイトの広告枠を最大限に活用することが可能となり、広告収入の安定化につなげていくことができます。
DNPとSMNは、今後も広告主、媒体社の双方の期待に応えるソリューションを提供し、信頼性の高い健全な広告配信を実施していきます。
* 「Prebid.js」:オープンソースにて開発されたWebサイト向けのJavaScriptライブラリーのこと。
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。
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関連リンク
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