データマーケティングプラットフォーム「b→dash」と、パブリックDMPシェアNo.1のインティメート・マージャーが連携
2019.05.17
2019.05.17
株式会社フロムスクラッチ(本社:東京都新宿区、代表取締役:安部 泰洋、以後フロムスクラッチ)が開発、提供するデータマーケティングプラットフォーム「b→dash」は4年連続パブリックDMPのシェアNo.1である専業最大手の株式会社インティメート・マージャー(本社:東京都港区、代表取締役社長:簗島亮次、以後インティメート・マージャー)と連携を開始したことをお知らせいたします。
今回のデータ連携により、b→dashの画面上で、インティメート・マージャーに蓄積された国内最大のオーディエンスデータを活用したユーザー分析や、ターゲットセグメントリーチ、レコメンドなどの配信ができるようになることで、より精緻なデータマーケティングが可能になります。
本連携について
昨今、競合との競争の激化や社内の生産性向上のため、企業におけるマーケティング活動はデータ活用に注力しているものの、自社で保有しているデータだけでは、部分的にしか情報を取得できておらず、ユーザーセグメントを詳細にきることが困難でした。そのような背景があり、自社のデータに外部データを掛け合わせることによって、ユーザーの属性情報や趣味嗜好等を可視化したいというニーズを多く頂戴しておりました。
そしてこの度、「b→dash」と「インティメート・マージャー」が連携することにより、「b→dash」に蓄積された約23億/月のアクセスログデータや約3,000万のユニークユーザー情報とインティメート・マージャーに蓄積された約4.7億ものオーディエンスデータを「b→dash」で活用できるようになりました。これにより、自社サイト及び外部サイトでの顧客行動を正確に分析することができるようになり、より深く、細かく顧客を理解したうえで「b→dash」による多彩なマーケティングアクションが可能となります。
活用方法
具体的には大きく2つの活用方法があります。まず1つめは広告主や媒体社が「b→dash」に蓄積されたサイトの訪問履歴や購買データ、顧客データなど月間10テラにも及ぶ膨大なビッグデータとインティメート・マージャーが独自で保有している約4.7億ユニークブラウザを超える3rdパーティーデータを掛け合わせる方法です。これにより「欠けている属性情報」を補完し、自社DBには情報はないがウェブサイトにアクセスしたユーザーがどんな属性傾向で何に興味を持っている人なのか、アンノウンユーザーに対して細やかにユーザー像を描き出すことができます。これにより、より精緻なセグメントをきること可能になり、効率的なマーケティング施策を行うことができます。
2つめは反対に「b→dash」に取り込んでいる自社の顧客情報を活用し、DMPにインプットすることで、膨大な情報から抽出したセグメントなど、DMPでは保有していないデータを組み合わせたターゲティング広告の配信も可能です。
このように精緻なユーザーインサイトに基づいたマーケティングを可能とすることで、導入企業の売上向上への寄与が期待されます。今後もマーケティングによる効果を最大限発揮すべく、「b→dash」はさらにソリューション連携を進めて参ります。
データマーケティングプラットフォーム「b→dash」とは
「b→dash」は、企業が保有するユーザーデータ・広告データ・購買データなど、マーケティングプロセス上に存在する全てのビジネスデータを、一元的に取得・統合・活用・分析するSaaS型マーケティングソリューションです。
「統合」:プライベートDMP / DWHほか、「活用」:MA / CCCM / レコメンド / WEB接客ほか、「分析」:アナリティクス / BIほかをはじめとして、あらゆる機能をオールインワンで搭載しています。
2018年には、業界初のコアテクノロジーを実装した「b→dash Prime Update」と、中小企業やベンチャー企業でも利用可能な価格帯プランの「b→dash lite」を発表いたしました。
今後、データ統合基盤や処理エンジンの開発強化に加え、「b→dash」に蓄積された膨大なマーケティングデータに機械学習をはじめとする人工知能技術を活用することで、マーケティングテクノロジー領域における新たなソリューションを開発予定です。「b→dash」は企業のマーケティング・ビジネス改革はもちろん、データを活用した労働生産性の向上に寄与して参ります。
関連リンク
●株式会社フロムスクラッチ
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