アユダンテ×フュージョン、共同開発したLTV予測分析サービス「Quick LTV」を提供開始
2019.03.12
2019.03.12
2019年3月11日、アユダンテ株式会社(代表取締役:安川洋)は、フュージョン株式会社(代表取締役:佐々木 卓也)と共同開発をしたマーケティング施策に活用できるLTV予測分析サービス「Quick LTV」の提供を開始したと発表しました。
概要
リリース内容について
「Quick LTV」は、企業が保有するCRMデータを分析し算出した予測LTV(顧客生涯価値)値を様々なマーケティングチャネルのアクションにご利用いただけるサービスです。
マーケティングのデジタル化が進む中でデータ分析に対するニーズが一層高まっています。特に企業が保有しているCRMデータ(顧客データ)を使って算出するLTV値を使ったマーケティング施策の戦略立案やプランニングに注目が集まっています。
「Quick LTV」は、LTV予測分析モデルを使って「予測LTV値」を算出し、eメールやダイレクトメール、広告など様々なマーケティング施策に活用することを支援するものです。また、分析プロセスのAI化をご検討の企業様向けにも”分析結果活用の有用性“検証としても利用することができます。
Quick LTVについて
- 予測モデルを使って顧客IDごとにスコアを算出する
購買に影響する要素をもとに顧客を顧客ID単位で評価した予測モデルを使うことで、顧客情報を“個客”として捉えることができます。そのため、一般的な顧客セグメント手法(RFMなど)よりも精度の高いターゲットリストを作成することができます。本サービスでは顧客生存予測のモデルである「BTYDモデル」を採用しています。
- 2種類のスコアを顧客IDに付与することができる
1.予測LTV:生存確率を鑑みた、時点Tまでの購買金額
2.年維持率(離脱可能性):特定の顧客が将来時点T*まで生存を維持する確率(*基本的に、T=52週(1年)を想定)
アユダンテの分析支援サービス「Quick」シリーズ
デジタルマーケティングを支援するアユダンテは、CRMデータを保有する企業の「分析環境構築からCRM分析まで」を総合的に支援するサービスとして「Quick LTV」を始めとする以下のサービスを提供しています。
- 「Quick DMP」
- 「Quick CRM」
- 「Quick LTV」
企業から分析に必要な様々なデータをお預かりし保守運用並びにダッシュボード化&デリバリーを支援します。
CRM分析の基本形として現状を素早く把握し課題の発見をお手伝いします。
BTYDモデルを使ったLTV予測値を算出すしマーケティング施策への活用をお手伝いします。
※CRM分析および予測モデルを使ったLTV予測値について
「Quick」シリーズにおけるCRM分析および予測モデルを使ったLTV予測値は、2019年1月21日付で業務提携したフュージョン株式会社の技術・ノウハウを活用しサービス提供します。
また同社は、クライアント企業が持つ顧客の消費行動データ等膨大なデータを分析し、その結果に基づいてダイレクトプロモーションを実施し、効果検証も含めたPDCAサイクルを回すというCRM手法を開発・提供しています。
LTV(顧客生涯価値)の最大化を果たすためのノウハウを数多く保有しており、特に「顧客の育成・優良顧客のケア・顧客離反の防止」等の顧客維持に大きな強みを持っています。
詳細は関連リンクよりご確認ください。