リスティング広告
2018.10.16
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リターゲティング(Re-targeting)とは、一度、Webサイトを訪れたことがあるユーザーのみを広告配信対象とするターゲティング手法。ユーザーを追跡して広告を表示することから追従型広告と呼ばれる。メニュー名でもあるため、メディアによっては「リマーケティング」とすることもある。
ユーザーの訪問履歴を基に、再度の訪問促進や商品購入促進をすることを目的とする広告である。自社サイト内の商品ページやLPに訪れたユーザーを対象として広告配信することにより、より自社商品やブランドに興味のあるユーザーにピンポイントでアプローチできるという利点を有する。一度お店に来たお客様を追客できるインターネット広告というイメージ。
LPを見たが同業他社商品と悩んでいるユーザー、需要はあるが給料日前などのタイミングにより購入に至らなかったユーザーなど、質の高いユーザーに対して再度アプローチできるため、効率よくコンバージョンを獲得できる施策といえるだろう。
なお、リターゲティング手法を用いた広告を「リターゲティング広告」と呼びます。リターゲティング広告には、サイトリターゲティングとレコメンドリターゲティングの2種が存在するため混同しないように注意しましょう。
ただし、広告を配信できる対象者は、既にサイトへ訪問したユーザーに限定されるため、新規ユーザーの誘導が十分でない場合、いずれコンバージョン数が頭打ちとなり広告効果が悪化する可能性もあります。そのため、新規ユーザーの誘導施策(純広告、アドネットワークなど)と併用することが望ましいでしょう。