広告不正<アドフラウド>対策が最短5分で完了 「Spider AF」が大型アップデートを実施
2021.12.23
2022.04.24
アドフラウド対策ツール「Spider AF(スパイダーエーエフ 以下「Spider AF」)」を提供する株式会社Spider Labs(東京都港区、代表取締役社長:大月 聡子、スパイダーラボズ 以下Spider Labs)はこの度、インターネット広告費用の年間流通金額の増加により被害が拡大するサイバーリスク「アドフラウド」の対策をより多くの企業様にご提供するために、Spider AFの大型アップデートを実施いたします。
アップデートの背景「インターネット広告市場とアドフラウドについて」
2020年はコロナ禍の影響もあり日本全体で広告市場が縮小したものの、前年比105%でインターネット広告市場は依然として拡大し、全体で1兆7,567億円もの広告予算が投下されています。またそのうち運用型広告は1兆4,558億円と大半を占めております(※1)。
また2024年にはインターネット広告市場は3.3兆円までに拡大することも推測されていると同時に、昨今問題視されているプライバシーの問題や景品表示法・薬機法に違反する誇大広告など多数の問題を抱えています。(※2)
その中でも広告詐欺・広告不正の総称であるアドフラウドと呼ばれる問題があります。アドフラウドの代表的な例としては、競合企業からの執拗な広告クリックを受け広告予算を消化させられたり、広告配信面を持っている悪意ある事業者が自社の広告配信面をクリックし広告収入を不正に得ていることなどが挙げられます。2021年前半(2021年1月〜6月)に弊社が検知した被害額で5.5億円となっており、市場全体で考えると2,000億円相当の被害額が年間あると当社は考えております。アドフラウドは反社会勢力の収入源になっていることもあることから、認知度はまだまだ低いものの重要な社会課題となっております(※3)。
※1 2020年日本の広告費インターネット広告媒体費詳細分析
(https://www.dentsu.co.jp/news/release/2021/0310-010348.html)
※2 2020年度のインターネット広告市場規模は約2.1兆円、2024年度には約3.3兆円まで拡大を予測
(https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2839)
※3 Hewlett Packard Enterprises,”The Business of Hacking”, May 2016
(http://static.politico.com/b9/55/4e3ce4cc41d88401e264dcacc35c/hpe-security-research-business-of-hacking-may-2016.pdf )
アップデート詳細
このような背景を受けてSpider AFではすでにアドフラウドを検知してブロックする対策を行ってきました。今回のアップデートでは業種業態や企業体の規模、さらには国内外問わず全媒体に向けてご利用いただけるようにホームページ上より登録から最短5分でアドフラウド対策が可能となる大型アップデートを行いました。
Spider AFはタグを発行し広告配信ページに設置することで、即日アドフラウドを検知することができ、日々の広告効果改善で手一杯の運用担当の方でも気軽に導入できるサービスとなっております。また1ヶ月の無料診断期間を設けているため、広告の健康診断としてご登録いただき手軽に被害額を可視化することが可能です。これにより導入後の費用対効果を見極めた上で、導入することが可能です。
今回のアップデートによりSpider AFは、アドフラウド対策において媒体・国境・事業規模・業種業態問わずに全てのお客様に安全な広告運用のインフラをご提供すると共に、拡大する広告市場の健全なる発展を後押しすることに尽力して参ります。
ご登録はこちらから:https://spideraf.com/request-demo
関連リンク
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