サイカ、広告効果分析ツールADVA MAGELLANをアップデート 広告効率の「頭打ち」を可視化する新機能を追加
2021.12.20
2021.12.20
目次
予算増額による広告の効率悪化を加味した、より精密な分析が可能
株式会社サイカ(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:平尾 喜昭、以下 サイカ)は、2021年12月20日より、ADVA MAGELLAN(以下、アドバ マゼラン)に、広告出稿を続けた際に発生する広告効率の頭打ち(※1)を可視化する新機能(非線形分析機能)を実装しました。この新機能により、企業は、従来主流である線形分析では困難だった広告効率の頭打ちを可視化し、より正確な広告効果および最適な予算配分を明らかにすることが可能となります。
※1):広告の獲得効率が頭打ちになることを指し、サチュレーションとも呼ばれる。
新機能実装の背景
コロナ禍で環境の変化が激しい中、広告投資に対してシビアとなる企業が増えています。コロナ前と比較して、より正確に広告効果を把握し、広告投資の最適化を行うことが求められるようになりました。多くの企業が広告効果の把握に課題を抱えていますが、中でも広告効果の「頭打ち」の影響を精度高く把握できている企業は少なく、企業の広告投資の最適化を阻む一因となっていました。
サイカは、国内No.1の広告効果分析ツール(※2)アドバ マゼランの提供をしており、大手企業を中心に170社以上の分析実績があります。これまでの分析知見と、お客様からのご要望をもとに、広告出稿を続けた際に広告効果が頭打ちとなる影響を可視化する機能(非線形分析機能)の開発を行いました。
新機能により解決できる企業の課題
この新機能を活用することにより、広告出稿を継続した際の成果効率の悪化が明らかになります。また、各広告の出稿量に応じた広告効果の変化を分析でき、各広告が成果に与える影響をより精度高く予測することができます。その結果、企業にとって最も効率的な広告投資配分がわかるようになります。
新機能(非線形分析機能)導入事例
新機能(非線形分析機能)をテスト導入した大手飲料メーカーでは、「テレビCM・デジタル広告などの、広告媒体によって異なる効果の頭打ち(サチュレーション)の影響が正確にわからない」という課題を抱えていました。
そこで、この新機能を使った結果、ディスプレイ広告を除く全ての施策においてROIの向上がみられました。これは、従来の分析(線形分析)では過小評価されていた広告成果が、新機能の非線形分析によって、より最適に評価された結果であると考えられます。
サイカでは、今後も広告投資の最適化を支援する様々な機能をサービスに実装することで、企業の広告投資の最適化と持続的な売上最大化に貢献して参ります。
ADVA MAGELLAN(アドバ マゼラン)について
アドバ マゼランは、サイカが提供するアドソリューションADVA(アドバ)のサービスの一つで、効果の見えにくいテレビCMや交通広告などを含む、あらゆる広告の効果を可視化することのできる、国内No.1の広告効果分析ツールです。
※アドバ マゼラン Webサイト: https://xica.net/adva/magellan/
※サイカおよびXICA、ADVAの名称・ロゴは、日本国およびその他の国における株式会社サイカの登録商標または商標です。
※その他、記載されている会社名・商品名についても、各社の商標または登録商標です。
※2):クロス・マーケティンググループの株式会社ショッパーズアイが、マーケティングミックスモデリングツールおよびオンオフ統合分析ツール10社を対象としたイメージ調査を上場企業様のマーケティング担当者149名に対して行った調査
調査期間 :2019年10月16~18日
調査概要 :マーケティングミックスモデリングツールおよび
オンオフ統合分析ツール10社を対象としたイメージ調査
調査手法 :インターネット調査
調査対象者:22-69歳、男女、全国、マーケティング職種、上場企業勤務、
テレビCM出稿企業勤務している方149名
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