音声広告接触者の指名検索状況を分析。音声広告は、ミドルファネルにも効果的
株式会社CARTA HOLDINGSのグループ会社で、統合マーケティングプラットフォーム「PORTO(ポルト)」を運営する株式会社PORTO(東京都渋谷区、代表取締役:吉田 大樹)では、「PORTO Premium Audio」において、興味がより顕在化し、検索に移るユーザーの行動を把握することで、音声広告における新たな評価基準となるよう、広告接触者/非接触者に対し、キャンペーン期間中の指名検索状況の分析を通し、広告配信によるサーチリフト効果を検証する実証実験を進めてまいりました。
その結果、企業名指名検索率において、音声広告接触者は非接触者と比較してプラス10%のリフト、radiko/Spotify重複接触者はプラス22%のリフトが確認されました。これにより、音声広告が認知などのアッパーファネルのみならず、ミドルファネルに対しても効果があることが実証されました。
今回の実証実験では、株式会社マクロミルがヤフー株式会社と連携して提供する分析ソリューションを活用し、金融系クライアントの音声広告の実証実験を実施いたしました。Yahoo! JAPANの「行動ビッグデータ(インターネット上での検索など)」と、マクロミルが保有する国内消費者パネルから取得する「意識データ(アンケート)」、「行動データ(購買データやWeb閲覧データ)」をあわせて解釈することで、統合的な分析を可能にするもので、当ソリューションを活用して音声広告の接触者と非接触者の比較調査を実施しました。
※マクロミルの分析ソリューション(β版)のプレスリリースはこちら
https://www.macromill.com/press/release/20210909.html
「PORTO」では従来より、音声広告の効果検証項目として、ブランドリフト調査や来店計測、購買分析を実施しております。今回の検証結果により、サーチリフトも音声広告の新たな評価基準として活用できることが実証されました。
PORTOは今後も、音声広告の新しい価値の創出に取り組んでまいります。
「PORTO」について
「PORTO」は、ブランディングを重視するブランド広告主が安心して出稿できる統合マーケティングプラットフォームで、オフラインで出稿されているラジオ広告と同じフォーマットでオーディオ広告のプログラマティック配信ができる「PORTO Premium Audio」や「PORTO Premium DOOH」などを提供しています。現在、オーディオ、インストリーム、DOOH、プレミアムディスプレイなど、オンライン・オフラインをまたいだ多様なフォーマットを、統合計測・管理・配信できる、唯一無二の統合マーケティングプラットフォームです。