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【MMD研究所】テレワークにおけるデジタル端末の利用に関する調査を実施

時計2021.11.24

更新2021.11.24

MMD研究所

MMD研究所は、「テレワークにおけるデジタル端末の利用に関する調査」を実施しました。事前にスマートフォンを所有する20歳~59歳の会社員3,861人を対象に、テレワーク(在宅勤務 以下、テレワーク)の状況について2021年10月25日~10月26日の期間で調査しています。本調査ではテレワークをしている会社員(正社員、契約社員、派遣社員)の男女445人を対象に2021年11月4日にテレワークの環境や利用しているデジタル端末について聞いています。

調査結果サマリー

■ 2021年1月1日以降のテレワークの状況、「テレワークを行っている」が10.2%、「時差出勤とテレワークを並行して行っている」が10.3%、「通常勤務」は71.9%

■ 私物のデジタル端末での業務利用経験は64.7%、うち業務利用した経験があるツールの上位は「メール」「ビデオ通話/WEB通話」「チャット」

■ テレワークや職場以外で仕事をする際にセキュリティ面で気を付けていることの上位
  「ウイルス感染の被害」「端末の盗難・紛失」「メールを誤送信」

■ テレワークを行ったことがある場所の上位、通常業務は「自宅」「カフェなどの飲食店」「ホテル」 ビデオ通話・会議は「自宅」「シェアオフィス」「コワーキングスペース」

■ 他の人(他社)の業務作業が見えたり、話しが聞こえてしまったことがあるものの上位は
  「カフェなどの飲食店」「電車やバスなどの公共交通機関」「自宅」

2021年1月1日以降のテレワークの状況、「テレワークを行っている」が10.2%、「時差出勤とテレワークを並行して行っている」が10.3%、「通常勤務」は71.9%

スマートフォンを所有する20歳~59歳の会社員の男女3,861人を対象に、テレワークの状況について【緊急事態宣言前(~2020年4月6日)】【緊急事態宣言後(2020年4月7日~2020年12月31日)】【緊急事態宣言後(2021年1月1日~)】の期間にわけて聞いた。
【緊急事態宣言前(~2020年4月6日)】では「通常勤務を行っている(出社をしている)」が83.8%、「テレワークを行っている」が4.4%、「時差出勤とテレワークを並行して行っている」が4.1%、【緊急事態宣言後(2020年4月7日~2020年12月31日)】では、「通常勤務を行っている(出社をしている)」が68.2%、「テレワークを行っている」が11.5%、「時差出勤とテレワークを並行して行っている」が11.8%、【緊急事態宣言後(2021年1月1日~)】では、「通常勤務を行っている(出社をしている)」が71.9%、「テレワークを行っている」が10.2%、「時差出勤とテレワークを並行して行っている」が10.3%であることがわかった。

【MMD研究所】テレワークにおけるデジタル端末の利用に関する調査

次に、デジタル端末を使ってテレワークをしていると回答した785人を対象に、現在テレワークで使用しているデジタル端末について聞いたところ(複数回答)、「テレワークになったが、もともと会社で利用していたデジタル端末をそのまま使用している」が52.4%と最も多く、次いで「テレワークになったので、会社から新しいデジタル端末を支給された」が28.3%、「テレワークになったが、私物のデジタル端末を使用している」が15.5%となった。

【MMD研究所】テレワークにおけるデジタル端末の利用に関する調査

私物のデジタル端末での業務利用経験は64.7%、うち業務利用した経験があるツールの上位は「メール」「ビデオ通話/WEB通話」「チャット」

予備調査で抽出した現在テレワークを実施していると回答した445人を対象に、私物のデジタル端末で業務利用した経験があるかを聞いたところ、64.7%が「私物の端末で業務利用したことがある」と回答した。
ちなみに、「私物の端末では業務利用はしない」が29.7%、「私物のデジタル端末を持っていない」が5.6%だった。

【MMD研究所】テレワークにおけるデジタル端末の利用に関する調査

テレワークや職場以外で仕事をする際にセキュリティ面で気を付けていることの上位
「ウイルス感染の被害」「端末の盗難・紛失」「メールを誤送信」

現在テレワークを実施していると回答した445人を対象に、テレワークや職場以外で仕事をする際にセキュリティ面で気を付けていることを聞いたところ(複数回答)、「ウイルス感染の被害にあう」と「端末の盗難・紛失」が37.3%と最も多く、次いで「メールを誤送信してしまう」が34.2%となった。

【MMD研究所】テレワークにおけるデジタル端末の利用に関する調査

テレワークを行ったことがある場所の上位、通常業務は「自宅」「カフェなどの飲食店」「ホテル」
ビデオ通話・会議は「自宅」「シェアオフィス」「コワーキングスペース」

現在テレワークを実施していると回答した445人を対象に、業務(普段している仕事)とZoomなどのビデオ通話・会議でテレワークを行ったことがある場所を聞いたところ、業務(普段している仕事)では「自宅」が65.8%、「自宅と自宅以外の場所」が15.5%、「自宅以外の場所」が13.0%となり、Zoomなどのビデオ通話・会議では「自宅」が68.5%、「自宅と自宅以外の場所」が10.3%、「自宅以外の場所」が10.8%となった。

【MMD研究所】テレワークにおけるデジタル端末の利用に関する調査

続いて、自宅以外の場所でテレワークを行ったことがあると回答した人にテレワークを行ったことが場所について聞いたところ(複数回答)、業務(普段している仕事)(n=127)では、「カフェなどの飲食店」が30.7%と最も多く、次いで「ホテル」が27.6%、「休憩スペースや公園などのベンチ」が26.8%となった。
一方、Zoomなどのビデオ通話・会議(n=94)では「ホテル」が33.0%と最も多く、「シェアオフィス」が24.5%、「コワーキングスペース」が21.3%となった。

【MMD研究所】テレワークにおけるデジタル端末の利用に関する調査

他の人(他社)の業務作業が見えたり、話しが聞こえてしまったことがあるものの上位は「カフェなどの飲食店」「電車やバスなどの公共交通機関」「自宅」

現在テレワークを実施していると回答した445人を対象に、他の人(他社)の業務作業が見えたり、話しが聞こえてしまったことがあるもの(複数回答)を【パソコンでの作業が見えた】【スマートフォンでの作業が見えた】【話しが聞こえた】の3つの項目にわけて聞いた。
【パソコンでの作業が見えた】では、「カフェなどの飲食店」が22.5%と最も多く、次いで「電車やバスなどの公共交通機関」が22.0%、「自宅」が10.3%となった。【スマートフォンでの作業が見えた】では、「電車やバスなどの公共交通機関」が17.8%と最も多く、次いで「カフェなどの飲食店」が11.0%、「自宅」が9.2%となった。【話しが聞こえた】では、「カフェなどの飲食店」が23.6%と最も多く、次いで「電車やバスなどの公共交通機関」が21.3%、「自宅」が10.1%となった。

【MMD研究所】テレワークにおけるデジタル端末の利用に関する調査

※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
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2021年1月1日以降のテレワークの状況は10.2% 私物のデジタル端末で業務利用経験は64.7%

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