Googleが発表した「クッキーレスの未来像」に関するRTB Houseの対策について
2021.05.28
2021.05.28
Googleが発表した「クッキーレスの未来像」に関するRTB Houseの対策について
今年の初め、Googleで広告のプライバシーと信頼性に関する製品管理ディレクターを務めるデビッド・テムキンは、「Charting a course towards a more privacy-first web」にて、同社の立場をさらに詳しく説明した記事を公開しました。
「プライバシーサンドボックス」の提案が発表されて以来、RTB Houseは、この提案を正当な広告のユースケースのみをサポートする、長期的で持続可能なソリューションとなる可能性があるものと理解しています。
このため、ディープラーニング(深層学習)に基づいた最先端のマーケティングテクノロジーをグローバル展開するRTB House(本社:ポーランド・ワルシャワ、社長:ロバート・ディチコフスキー)では、1年以上前から、当社のプラットフォームをFLEDGE(すなわち、新しいTURTLEDOVEイテレーション)及び、FLoCベースのコホートに完全に対応したものにするよう取り組んできました。これらの主な目的は、当社のプラットフォームを利用する広告主の主要なニーズをChromeチームにフィードバックすることでした。
当社のPLTD及び、OBTD拡張機能(エクステンション)は、ほぼそのままの形でFLEDGEの提案に組み込むことができ、使いやすさと有効性に大きな影響を与えています。また、これはGoogleが提案するバニラバージョンによるプライバシー保証を一切犠牲にすることなく実現しているという点も重要です。
当社は、技術的に可能な限り早く、2021年第2四半期に、広告主と共にFLOCベースのコホートテストを開始したいと考えています。その後、Chromeチームと協力してFLEDGEの開発を進め、Chrome Origin Trialsで完全に使用できるようにする予定です。
RTB House DSPは、Googleが発表したクッキーレスな未来世界のシミュレーションにすでに参加しています。この変更は2022年以降に行われる予定ですが、当社の技術は、新しいプライバシー保護APIとサードパーティクッキーの完全な廃止に向けて既に準備ができています。
RTB Houseが活用するディープラーニングアルゴリズムは、アドテクノロジー業界に変革をもたらした、他に類を見ないソリューションです。当社は長年に渡るAI研究の後に、AIフルファネルマーケティングソリューションを導入し、マーケティングの概念を変えました。これは、リアルタイムでユーザーのファネル段階を認識し、どの広告を表示するか決定することによって、セールスファネルを構築していくツールです。このような革新的なアプローチによって、リターゲティングとブランディングキャンペーンの両方で、優れた結果を出すことができるようになりました。
RTB Houseについて
RTB Houseはポーランド・ワルシャワに本社を置き、最先端のマーケティングテクノロジーを世界のトップブランドに提供しています。RTB Houseはディープラーニング(深層学習)に基づいた世界初および唯一の広告入札エンジンを独自開発、広告主の短期・中期・そして長期の目標達成に貢献しています。2012年の創業以来チームは急速に拡大しており、現在500人以上のプロフェッショナルがニューヨーク、ロンドン、東京、シンガポール、サンパウロ、モスクワ、イスタンブール、ドバイ、ワルシャワなど30以上の拠点で、2000を超える提携企業にサービスを提供しています。2018年には深層学習をアルゴリズム全てに展開したほか、新しいマーテックソリューションを発明・開発するAIマーケティングラボ、パフォーマンスに優れたダイナミックなディスプレイやビデオバナーを広告主に提供するソリューションを開発するクリエイティブラボを開設しました。
詳細は https://www.rtbhouse.com/jp/ をご覧ください。
関連リンク
●RTB House Japan株式会社
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