株式会社ポップインサイト(神奈川県横浜市、代表取締役:久川竜馬、以下、ポップインサイト)は、ユーザがサービス・アプリを日常的に利用している行動を撮影した「ユーザ体験」動画の月額制閲覧サービス「UXバンク」β版の提供を2020年6月23日より開始します。
■背景と概要
顧客と直に接点を持たないビジネスが増えているネット社会の現代において、「ユーザのニーズを知ること」の重要性は誰もが感じているところです。しかし、イチからユーザインタビューをセッティングしてユーザ体験を分析するにはコストも時間がかかります。
また、アフターコロナの「新しい生活様式」が推奨される中、これまで通りユーザを集めてインタビューを実施することは難しく、ユーザニーズを把握しづらい状況が続くことが予想されます。
そこで私たちは、最短10分でユーザ体験を把握し、ユーザ視点をもっと間近に感じることのできる動画閲覧サービスを作りました。Zoomをはじめとしたテレビ会議システムの急速な普及によって、普段通りにサービス・アプリを利用している動画を誰でもセルフで録画できる環境ができたことで、幅広いジャンルのユーザ体験動画を短期間で多数回収し、必要とされている企業様にご提供する「UXバンク(https://uxbank-pop.studio.design/)」サービスが実現いたしました。
「UXバンク」にご登録いただくと、動画データベースから自社サービス・アプリのユーザに近い属性ユーザの動画を検索・閲覧し、顧客の行動パターンやインサイトをクイックに得て、改善施策の策定にスピーディーに活用いただけます。
■サービスの価値
- 日本初の「ユーザ体験」動画閲覧サービス:ポップインサイトが保有する、膨大なユーザ体験動画のデータベースから、自社サービスのユーザ属性に近いユーザが実際にアプリを操作している動画を検索、閲覧できる日本初のサービスです。
- 「サービスカテゴリー」「シチュエーション」の二軸から、ユーザの「新しい使い方」を発見できる:ユーザは常に新しい使い方をします。自社で行う、年数回程度のユーザテストでは、激しいユーザニーズの変化に追いつけません。「UXバンク」内の動画は、サービスカテゴリー(例:レシピ系、SNS系など)だけでなく、シチュエーション(例:オンラインイベントを探す、ショッピングをするなど)でも検索でき、想定していなかった新たなユーザ体験を知ることができます。例:「インスタグラムで」(サービスカテゴリー)×「飲食店を探す」(シチュエーション)
- 「ユーザが何を考えているか」がわかる:動画内のユーザは、アプリを操作しながら思ったことを発話する「思考発話」を行っています。クリック、タップ、ページ遷移といった行動だけでなく、そのユーザ行動の「なぜ」がわかります。定量分析ではわからないこの「なぜ」を知ることで、質の高い施策を生み出すことができます。
- 低コスト・スピーディ:自社でユーザインタビューをセッティングすると数百万円、数ヶ月かかるところを月額定額でユーザの動画が見放題。最短10 分で動画を閲覧したらすぐにアクションに移せます。
■想定ニーズ
- 自社サービスやアプリ改善の方向性をユーザニーズに基づいて意思決定したいが、UXリサーチのノウハウが無く実施に至っていない
- 自社と類似した機能を提供している競合サービスがユーザにどう使われているのか知りたい
- 新しいトレンドやユーザ体験について調査したい(例:インスタグラムのハッシュタグからテイクアウトのお店を探す)
■β版の無料公開について
「UXバンク」β版は無料で公開します。利用者の皆様が必要としているUXを把握し、要望にあったユーザ体験動画を集めていきながら、正式版の提供まで進めていきたいと考えております。この機会に是非お申し込みください。
▼「UXバンク」のお申込みはこちら▼
https://uxbank-pop.studio.design/
■ポップインサイトについて
ポップインサイトは、ウェブサイト、アプリ、サービスをユーザが使用する際の課題を洗い出す「UXリサーチ」を提供しています。
特に、リサーチ結果をもとにサービスの改善をご提案する「UXリサーチャ」がクライアント様のプロジェクトメンバーに加わり、継続的かつ迅速なUXリサーチ体制の構築を支援する「UXリサーチャオンデマンド」サービスの展開に注力しております。
「ユーザ視点を間近にすることでコミュニケーションバグをなくし、価値が正しく伝わる社会を実現する」というミッションのもと、これまで7,000件以上のUXリサーチを実施し、多種多様な業界でUX向上によるビジネス成果の達成を支援してまいりました。
また、国内外からUXの第一人者をお招きし、最新の知見や成功事例をご紹介いただくオンラインセミナーを多数開催し、UX向上、ユーザ中心志向の浸透に尽力しております。