MMD研究所(東京都港区、代表取締役:吉本浩司)は、15歳~69歳の男女41,120人を対象に2020年2月13日~2月20日の期間で「2020年3月格安SIMサービスの利用動向調査」を実施いたしました。
目次
- 【調査結果サマリー】
- ■ メイン利用のMVNOシェア、2020年は14.0%、(昨年3月は12.3%) MVNOとY!mobileを合わせると格安SIMメイン利用シェアは20.4%に
- ■ 格安SIMサービスの認知度は90.6%、内容理解は52.3%
- ■ メインで利用している格安SIMサービスは「楽天モバイル、UQ mobile、mineo」が上位
- ■ 格安SIMサービスの契約プランは、音声プランが76.4%、データプランが23.6%
- ■ 契約プラン別の格安SIMサービス利用の上位は、音声プランが「楽天モバイル、UQ mobile、mineo」データプランが「楽天モバイル、OCN モバイル ONE、IIJmio」
- ■ 格安SIMサービス利用のデバイスは、Androidスマートフォンが55.2%、iPhoneが38.3%
- 関連リンク
【調査結果サマリー】
■ メイン利用のMVNOシェア、2020年は14.0%、(昨年3月は12.3%)
MVNOとY!mobileを合わせると格安SIMメイン利用シェアは20.4%に
■ 格安SIMサービスの認知度は90.6%、内容理解は52.3%
■ メインで利用している格安SIMサービスは「楽天モバイル、UQ mobile、mineo」が上位
■ 格安SIMサービスの契約プランは、音声プランが76.4%、データプランが23.6%
■ 契約プラン別の格安SIMサービス利用の上位は、音声プランが「楽天モバイル、UQ mobile、mineo」データプランが「楽天モバイル、OCN モバイル ONE、IIJmio」
■ 格安SIMサービス利用のデバイスは、Androidスマートフォンが55.2%、iPhoneが38.3%
■ メイン利用のMVNOシェア、2020年は14.0%、(昨年3月は12.3%)
MVNOとY!mobileを合わせると格安SIMメイン利用シェアは20.4%に
15歳~69歳の男女41,120人を対象に、メインで利用している携帯電話・スマートフォンの通信事業者を聞いたところ、「docomo(32.4%)」「au(26.0%)」「SoftBank(18.4%)」と大手3キャリアを合わせると76.8%となり、1年前の2019年3月の同様の調査と比較すると79.1%から2.3ポイント減となった。「Y!mobile」が6.3%、「MVNO」が14.0%となり、キャリアサブブランドの「Y!mobile」と「MVNO」を合わせると20.3%となった。
これを2019年3月の同様の調査と比較すると17.5%から2.8ポイント増加している結果となった。
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■ 格安SIMサービスの認知度は90.6%、内容理解は52.3%
続けて、格安SIMについて考えに近いものを聞いたところ、「格安SIMという言葉は聞いたことがあるが、サービス名称・内容はよく知らない」が26.7%で最多となり、続いて「だいたいどんなものかわかるが、利用したことはない(利用を検討するまでに至っていない)」が22.3%、「現在も利用している」が20.1%と続いた。
これを認知から現在利用までのファネルで表すと「認知」が90.6%、「サービス名認知」が63.9%、「内容理解」が52.3%となり「現在利用」は20.1%となった。
■ メインで利用している格安SIMサービスは「楽天モバイル、UQ mobile、mineo」が上位
格安SIMを利用していると回答した人(n=8,262)を対象に、メインで利用している格安SIMサービスを聞いたところ、利用率が最も高かったのは「楽天モバイル」で26.4%、次いで「UQ mobile」が11.8%、「mineo」が11.0%と続いた。
■ 格安SIMサービスの契約プランは、音声プランが76.4%、データプランが23.6%
格安SIMサービス利用者(n=8,262)を対象に、メインで利用している格安SIMサービスの契約プランを聞いたところ、音声通話プランを利用しているとの回答が76.4%、データ通信プランを利用しているとの回答は23.6%だった。
2019年3月の調査と比較すると音声通話プランの利用は70.2%から6.2ポイント増加、2018年9月の調査と比較すると69.3%から7.1ポイント増加していることがわかった。
■ 契約プラン別の格安SIMサービス利用の上位は、音声プランが「楽天モバイル、UQ mobile、mineo」データプランが「楽天モバイル、OCN モバイル ONE、IIJmio」
契約プラン別に利用している格安SIMサービスを見てみると、音声通話プラン契約者(n=6,312)が利用している格安SIMサービスは、「楽天モバイル」が最も高く29.4%、次いで「UQ mobile」が12.9%、「mineo」が11.6%となった。一方、データ通信プラン契約者(n=1,950)が利用している格安SIMサービスも、「楽天モバイル」が最も高く16.7%、「OCN モバイル ONE」が11.5%、「IIJmio」が9.1%と続いた。
■ 格安SIMサービス利用のデバイスは、Androidスマートフォンが55.2%、iPhoneが38.3%
格安SIMサービスを利用している人(n=8,262)を対象に、格安SIMを挿しているメインで利用しているデバイスを聞いたところ、「スマートフォン(Android)」が55.2%で最も高く、次いで「スマートフォン(iPhone)」が38.3%、「タブレット」「モバイルルーター」が2.2%となった。
続いて、格安SIMを挿しているデバイス別に、利用している格安SIMサービスを見てみると、Android利用者(n=4,558)、iPhone利用者(n=3,163)ともに「楽天モバイル」「UQ mobile」「mineo」の順となった。
※Y!mobileはMVNOではありませんが、消費者から見れば同じ低価格な通信サービスを提供している事業者となるため調査対象としています。
※本レポート内の「楽天モバイル」は4月からサービスが開始されるMNOではなく、従来のMVNOサービスを指します。
※DMMモバイルは、2019年9月1日付で楽天モバイルにサービス提供事業者が変更になりました。
※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
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●MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)
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